「未来の交流券をお届けします 南三陸でまた会いましょう」というメッセージが中央に書かれ、多くの南三陸町の住民たちが笑顔で写っている写真

5月20日(水曜日)から、南三陸町観光協会で「未来の交流券」の販売が始まりました。豊かな自然と人を引き付ける魅力的な人々がいる南三陸町。再び多くの人が町に訪れ、地域の人との交流を楽しみ笑顔になってもらいたいという想いが込められています。

豊かな自然と“人”が魅力の南三陸

四方が海と山に囲まれた南三陸町。これまで自然や文化を活かした観光プログラムを始め、地域の人との交流を中心にした観光交流を目指してきました。

南三陸町観光協会 事務局長の及川和人さんは「これまで南三陸に来た人が町の人と出会い、交流を通してファンになっていった。南三陸の人は“人を引き付ける力”がある」と話します。

例年、3月から夏にかけて個人や団体旅行で町を訪れる人が多くなる南三陸町ですが、閑散とした日が続いています。緊急事態宣言が緩和されつつあるものの、もちろん観光交流はすぐに元通りというわけにはいきません。町内宿泊施設や飲食店などもまだ厳しい状況が続いています。

木造の屋台風の店舗が両側に並び、親子連れや買い物客が行き交う穏やかな雰囲気のさんさん商店街の写真

ゴールデンウィークを前に閑散とした、さんさん商店街(撮影日:2020年4月25日)

南三陸でしかできない交流を楽しんでもらいたい

コロナウイルス収束後、観光交流が再開されることを目指し南三陸町観光協会では「未来の交流券」の販売を始めました。

震災後、多くの人が訪れ、出会う中で生まれてきた町の人々の笑顔。
収束後、観光交流を目指してきた南三陸町で、また交流を楽しんでほしい。
訪れた人も地域の人も笑顔になって欲しい。

「未来の交流券」にはそんな想いが込められています。

「時代の変化に伴い今後の観光の在り方も考えていかないといけない。それでも現地でしかできない体験や交流を楽しんでもらいたい」と及川和人さん。「未来の交流券」限定の交流イベントもあり、たくさんの町の人との交流を楽しんでほしいという想いが伝わってきます。

「未来の交流券をお届けします 南三陸でまた会いましょう」というメッセージと共に住民たちの笑顔の写真が並ぶ、みなみな屋eマルシェのトップページ画面の画像
南三陸の住民が案内する体験イベントを「未来の交流券」として購入できる、みなみな屋eマルシェの商品一覧画面の画像

「未来の交流券」限定交流イベントの一覧

今は未来を見据えた準備をしていく

9年前この町を襲った大津波。ガレキだらけの町に、当時は先が見えない状況でした。

「今回のコロナウイルスでは全世界で被害が出ているものの、いつかは収束すると言う先が見えている」と話す及川和人さん。「収束後、再開できる下地はあるから、今は再開に向けた準備や仕掛け作りをしていく」と今後に向けて意気込みます。

町内宿泊施設や交流イベント、観光プログラムの先行予約券を通常よりも安く購入することができる「未来の交流券」。

販売期間は5月20日(水曜日)から6月30日(火曜日)まで。

購入は観光協会運営サイト「みなみな屋eマルシェ」と、観光協会の電話・メールでも受け付けています。年代問わず幅広く、人を引きつけてしまう魅力的な人がいる南三陸町。ぜひ「未来の交流券」をきっかけに、南三陸の人と交流をしてみてはいかがでしょうか?みなさんと南三陸でお会いできることを楽しみにしています。

青く澄んだ海と港、施設、道路、山並みが調和した自然豊かな町並みが広がる南三陸のの全景を上空から撮影した写真

インフォメーション

未来の交流券

販売期間:5月20日(水曜日)~6月30日(火曜日)

  1. WEBからの購入
    みなみな屋eマルシェ
    https://ec-minatabi.good-travel.info/
  2. 電話・メールでの購入
    南三陸町観光協会
    時間 :9時~18時
    電話番号:0226-47-2550
    メール :

(注意)交流券に関するお問い合わせは、南三陸町観光協会まで。

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
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