奥に島影が見える穏やかな海に、高く昇った太陽の光が反射している美しい景色の写真

空気の澄む冬の南三陸は、海の景色がとても美しいです。

奥に島影が見える穏やかな海に、高く昇った太陽の光が反射している美しい景色の写真

町の復興計画には、こんな美しい海や自然からの恵みを存分に受けて暮らしていこうと、「自然と共生するまちづくり」という目標が謳われています。
町の人たちや町を訪れる人たちに海や自然をもっと身近に感じてほしいと、NPO法人海の自然史研究所ではグッズの制作と販売を行っているそうです。
題して「いであるミュージアムショップ」。
「いである(ideal)」には「理想的なもの」という意味があります。
景勝地でもおなじみ、神割崎のキャンプ場観光プラザ内にある、常設ショップを訪れてみました。
レストランと併設されたグッズ販売コーナーには、町の生きものや自然をテーマにした、Tシャツ・手ぬぐい・クリアファイル・缶バッチなど、さまざまなグッズが並んでいます。

室内の一角に、Tシャツや手ぬぐいなどのグッズが陳列されている、常設ショップの写真
魚のイラストと漢字が並んだデザインのクリアファイルの写真
3種類の魚のイラストと「COTTOIDEA」の文字がグレーでプリントされた白地の布の写真

こちらは南三陸の水産業の主要魚種、サケの一生をすごろくで遊んで学べる「サケ生すごろく手ぬぐい」、同じくウミガメをテーマにした「カメ生すごろく手ぬぐい」。
サケやカメが生まれ、回遊し、産卵を遂げるまでの一生がどれだけ大変か、自らサケやカメになった気分で体感できます。

黄色と赤、水色を基調に配色された「サケ生すごろく手ぬぐい」と、水色と白、緑で配色された「カメ生すごろく手ぬぐい」が上下に並んで壁に掲示されている写真

特徴的なのは、どの商品も可愛くデフォルメされたものではなく、リアルに忠実に描かれていたり、お勉強要素が込められたりしていること。
グッズを通じて、南三陸の海や自然について学べるようになっています。

木製の棚の上に、赤・黄・緑・青のカラフルなリングファイルが縦に並べられ、その横には魚などのイラストがカラフルに描かれた丸いシールが貼られた透明のカバー付き冊子が立てかけられて展示されている様子の写真
ファイルに綴じられた資料の、薄い赤と白に配色されたページが開いている写真
「磯のガイドブック」などの自然に関する冊子の見本が棚に並んでいる写真
ヒトデやウニなど海の生き物について説明と写真が載った冊子を開いた状態を写した写真

テーマは身近な水産物からマニアックな生きものまで。
町を訪れる方々にとってはお土産にもよいかもしれません。
グッズの販売は、web通販でもおこなわれているとのこと。
「南三陸いであるミュージアムショップ」https://ideal.marinelearning.org/
紹介しきれなかったグッズも詳しく見ることができます。
中には、神割崎のショップでしか販売していないグッズもあるそうなので、店舗へも足を運んでみてくださいね。

神割崎観光プラザ

  • 住所:南三陸町戸倉字81-23
  • 営業時間:11時~15時(火曜定休)
  • 電話:0226-46-9221

(藤田)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ