舗装された道路の左側に田畑が広がり、奥には木々に覆われた山々が見える緑豊かな景色の中、田畑の中に小さな木造の家が建っている写真

「新しいカフェができたよ~」と聞いて戸倉地区底土(そこづち)にやってきました。

高台団地や復旧農地が広がる景色の中に、ぽつんと見える木のお家。

舗装された道路の左側に田畑が広がり、奥には木々に覆われた山々が見える緑豊かな景色の中、田畑の中に小さな木造の家が建っている写真

こちらがカフェ『ちょこっと』。
8月8日にオープンしたばかりです。

青空の下に広がる緑の丘を背景に、木造の家の一部が写っている写真
木製の壁と天井に囲まれた温もりのある部屋の中に、白いソファとテーブルが置かれ、観葉植物や花が所々に飾られている写真

じつはこちら、旧陸前戸倉駅近くで『炭火焼き ほったて小屋』を経営なさっていた成澤英子さんのお店です。

お腹いっぱいになれるばっぱのごはんが名物だった『ほったて小屋』。
今度の『ちょこっと』では、英子さんの作る浜のごはんのほか美味しいコーヒー・紅茶、娘の公子さんの手づくりケーキも味わえます。
より気軽に“ちょこっと”立ち寄ることができそうです。

なお、この日の日替わりスイーツはチーズケーキでした。
美しい…!

木製のテーブルの上に、ケーキと果物、生クリームが美しく盛られた白い平皿と、グラスに入った飲み物が並んでいる写真

それにしても立派な木造建築。
この建物は『さんたろう館』『汐だまり』などと同じ板倉構法で作られているそうです。

中に女性が立っている、ヒマワリの花が飾られたL字型の木のカウンターに一人の男性が座り、奥に女性が立っている写真

「カウンターテーブルは町の棟梁から寄贈されたケヤキの一枚板です。
 その他の部分は、ほとんどが戸倉や入谷の杉ですね。」
 (南三陸木の家づくり互助会事務局 渡辺啓さん)

これまでよりもっと町内産材の割合が増えているんですね。
香りも肌触りも上々で、さすが南三陸材。
さらに2階の部屋(現在はスタッフルーム)からは田園と波伝谷の海が望め、居心地が良すぎて寝てしまいそうです。

木造の部屋の中にテーブルが置かれ、窓からは緑豊かな外の風景が見えている写真

「これから少しずつ、農園や花壇も整備していこうと思っています。」(公子さん)

今後のお庭の変化も楽しみです。
戸倉にまたひとつ通いたい場所ができてしまいました。

建物のすぐ横にたくさんの草花が植えられ紫や白、ピンクの小さな花が咲き誇っている様子の写真

ちょこっと

  • 営業時間 9時30分~18時(18時以降は要予約、1日1組のみ)
  • 定休日 水曜日
  • 住所 南三陸町戸倉字底土53-4
  • 電話 0226-28-9702
  • facebookページ

(日比谷)

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