紺色のジャージを着た店主の山内義申さんが、商品が並んでいる店舗内で笑顔で写っている写真

ここ数日は天気が良く、徐々に暖かくなってきました。
開花し始めた桜ももう少しで見ごろです

先日、伊里前福幸商店街のアスリートやまうちさんを訪れました。

紺色のジャージを着た店主の山内義申さんが、商品が並んでいる店舗内で笑顔で写っている写真

店主の山内義申さん。
震災前、平成の森入り口でスポーツ用品店を歌津の駅前ではご両親が衣料品店を営んでおりました。
震災後は、10月15日に歌津の仮設テント商店街にてお店を再開。
そしてその年の冬には伊里前福幸商店街に移られました。
スポーツ用品店を経営する傍ら、サッカー少年団の監督もされていました。

ジャケットやウインドブレーカー、帽子、マフラーなどの衣類や小物がハンガーラックや棚に整然と陳列された店舗内を写した写真

商店街の副組合長でもある山内さんは、様々なイベントを通して盛り上げていらっしゃいます。
その一つが全国から送られてくるスポーツフラッグ。
「サッカーを中心とした全国のスポーツクラブのサポーターさんからチームフラッグや寄せ書きをいただき、新たなつながりが出来ました。
遠くは九州までつながりが出来たので、向こうで復興支援イベントを開催される時には歌津の商品をこっちから送って売ってもらったりしています」

紺色のジャージを着た店主の山内義申さんが、店舗内で手を後ろで組んで写っている写真

そんな山内さんには、一つ夢があります。
なかなか練習する環境が整わない今のサッカー少年団のために、20年間、平成の森で開催されていた少年サッカー大会「たつがねスーパーカップ」をいつか復活させたい、ということ。

緑の芝生のグラウンドにユニフォームを着た少年サッカーの各チームが整列し、表彰台の前で大会関係者の話を聞いている式の様子を写した、少年サッカー大会の写真

(第10回大会の様子)
出場する子どもたちを驚かせるため、親の会で趣向をこらした開会式を企画されていました。
リモコンヘリでボールを運んだり、甲子園のようにハトを飛ばしたり、二つ折りにした看板に導火線を付けて、着火すると自動的に開くように仕掛けたり…(笑)

リモコン操作の小型ヘリコプターがサッカーボールをロープで吊り下げて空中を飛行しながら運んでいる様子を捉えた写真
山あいの緑豊かなグラウンドで、フェンス越しの林を背景に白いハトが一斉に空へ飛び立っている様子を捉えた写真

 

ニフォームを着た少年サッカーの選手たちがいくつかのグループに分かれて芝生のグラウンド上に整列し、フェンスには二つ折りにされた茶色の看板が取り付けられている様子の写真

着火前

フェンスに取り付けられた看板に仕込まれた導火線に火がつけられ、煙が立ち上る中で自動的に看板が開いて「少年サッカー大会」などの文字が現れる演出の瞬間を捉えた写真。

着火後

開会式が盛り上がると、自然に子どもたちも盛り上がり、試合にも熱が入るそう。

白地に青い文字で「アスリートやまうち」と書かれた看板が掲げられ、のぼりや商品が店頭に並べられている簡易店舗風の建物の正面を写した、スポーツ用品店「アスリートやまうち」の外観写真

もし復活するとなったら、どんな開会式を企画されるのでしょうか。
今から楽しみです
アスリートやまうち

  • 営業時間: 9時-19時
  • 定休日: 不定休
  • お問い合わせ: 0226-36-2411

(安藤)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ