タコをモチーフにした赤や青、金色、銀色などの合格祈願「オクトパス君」の置物の商品がたくさん並んでいる写真

今日は早朝に雪が降り、今もチラチラ降っていて先週末から引き続き、真っ白な世界になっています。

さて、入谷のYes工房さんで生産されているオクトパス君ですが、今のオクトパス君ができるまでのストーリーを今日はご紹介します。

「西の明石、東の志津川」とも称される志津川のタコをモチーフにして、合格祈願の商品として「オクトパス君」ができたのは震災前。人気商品になったため、大量生産に向けて準備をすすめていたそうです。

写真はYes工房に飾られている試作品の数々。

タコをモチーフにした赤や青、金色、銀色などの合格祈願「オクトパス君」の置物の商品がたくさん並んでいる写真

しかし震災が起きて、南三陸町の大半が壊滅的なダメージを負い、沿岸部にあった工場は商品ごと流されてしまいました。

職場も家も流出してしまったことで漂う喪失感をなんとかしよう、避難中の方々が夢中になれることを作ろうという想いで、「オクトパス君」は再び復活をしました。

左は震災前のオクトパス君、右は現在のもの。

一回り大きい震災前のオクトパス君と現在のオクトパス君が並べて置かれている写真

写真ではわかりづらいですが、実は重さも違います。

以前はセメントで作られていましたが、今は鉄製なのでずっしり。昨年の2月には、歌手のGacktさんとコラボした「ガクトパス君」が限定販売されるなど、知名度も急上昇中です。

「Gackt様」の旗が台座に立てられ、水色のリボンがついている黒いシルクハットをかぶったガクトパス君の写真

「南三陸を明るく元気にする」ため復活したオクトパス君とともに、Yes工房さんは鋭意活動中です。
是非応援ください

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ