両側に農地が広がる1本道のゆるやかな上り坂の先に、緑の森を背に建つ、南三陸復興ダコの会のYes工房の建物を赤丸で囲んで示した画像

11月某日。
南三陸復興ダコの会のYes工房にお邪魔してきました。この会は震災後に復興への一歩を踏み出そうと町の有志で結成されました。

その工房は入谷地区の廃校となった中学校校舎をリニューアルして昨年7月にオープン。町の復興に向けて「地域の魅力発掘」と「地元雇用の創出」を目指した取り組みが行われています。

ココこそ!今では有名になったあのキャラクター「オクトパス君」の生まれた場所なのです。

防波堤から見える海を背景に、ねじり鉢巻きをした赤いタコの「オクトパス君」のぬいぐるみを写した写真

「ゆめ多幸鎮」をはじめ、オクトパス君などのグッズの製造と販売をしています。

赤いタコの置物が木製の台座に乗っていて、頭には白と赤の紐が巻かれ、背中から「合格祈願 ゆめ多幸鎮 オクトパス君」と書かれた旗が立っているオクトパス君の置物の写真

工房に入るとたくさんのグッズが!

棚やテーブルの上にオクトパス君の置物や関連グッズが所狭しと並べられている写真

スタッフの大森さんにお話をうかがうことができました。とてもさわやかな好青年。少しカメラを意識しています(笑)

木製の棚に雑貨や植物が飾られた落ち着いた雰囲気の部屋で、テーブルに座っている大森さんが笑顔で写っている写真

大森さんは商品デザインや広報の仕事を担当なさっています。サイトも最近リニューアルしたとのこと。

太平洋を見下ろす高台から、赤いタコのキャラクター「オクトパス君」が、「太平洋を望むオクトパス君でチュー」と叫んでいるように文字が添えられているウェブサイトのページの画像

「ここではみんな、それぞれの特技を生かして仕事をしています。みんなで笑いながら働ける場が作れているので、これを継続させていきたい。」

大森さんは地元へのUターン組。震災前は東京でデザインの仕事をされていたとか。生き生きと話す姿から、地元で好きな仕事ができる楽しさが伝わってきました。

ところで「どうして南三陸でタコなの?」という方も…
これについては調査の上近日中にご報告します。お楽しみに!

次回に続く…

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