木々に囲まれた、瓦屋根に雪が積もった平屋のシルク館の外観写真

この度の台湾の地震に関しましては、心よりお見舞い申し上げます。

1月26日から27日、南三陸町には台湾から修学旅行で71名の高校生が訪れました。
ここでは2日目、「ひころの里」での体験学習「繭細工教室」の様子をお伝えします。
南三陸町は伊達藩の養蚕発祥の地でもあり古くから養蚕が盛んなのです。

木々に囲まれた、瓦屋根に雪が積もった平屋のシルク館の外観写真

繭細工を教えてくださるのは「ひころの里」の山内登美子さん他ひころレディースの皆さんです。
山内さんは今回のホストファミリーの代表であいさつした女性です。

室内でたくさんの子どもたちが集まって座り、前方に立つ数人の大人がマイクを使って話している様子の写真

会場に行ってみますと、入口から熱気が感じられました。

暖簾のかかった会場入り口のドアの前に、青い鉢に入った赤い花を無数につけた大きな盆栽が飾られ、横に白い看板が立てられている写真

学生たちは、この日の繭細工「コサージュ」の最初の工程に取り掛かっていました。

緑色の正方形の箱の中に、白、茶色、黄色、緑、ピンクなどの繭がたくさん入っている写真
繭を使って作った、ピンク色の花を模したコサージュの完成品の写真

繭に着色したものを使って作ります。素敵ですね!でもこれ、難しそうです。

テーブルに並んで座った子どもたちが、思い思いの色の繭を使って制作に取り組み、後ろから女性が指導をしている様子の写真
会場の2列のテーブルに向かい合って座った子どもたちが、まゆ細工に夢中で取り組んでいる様子の写真

大丈夫です、アドバイスをしてくれる「ひころレディース」の方達が言葉は話せなくても身振り、手振りで教えてくださっています。

子どもたちがまゆ細工をしているテーブルの横に立った通訳の女性が話をしている写真

通訳の方もいらっしゃいます。

思い思いの色の繭を使って、まゆ細工に真剣に取り組んでいる男子生徒たちの写真
生徒と一緒になってまゆ細工に取り組んでいるスーツ姿の男性の写真

学生の皆さん、真剣です!!先生もです!

完成した赤い花のコサージュが入った透明なケースを手に、笑顔でピースサインをしている男子生徒の写真

赤い色のコサージュを上手に作った彼は、1番最初に完成しました。おみごと!

黄色、水色、ピンクなどの繭を使ったカラフルな花のコサージュが入った透明なケースを両手で持ってこちらに見せている男子生徒の写真

こんなカラフルな作品も素敵ですね。
短い時間でほとんどの学生が完成させて帰られたようです。
皆さん、お疲れ様でした。
(西城)

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