劇団四季の方々数名が教室の前に立ち、多くの子どもたちが椅子に座っていて、数人の子どもが元気よく手を挙げている様子の写真

「みなさん!自分の話が相手に伝わらない時、ありませんか?」
11月9日(月曜日)戸倉小学校に、あの劇団四季の方々が来てくださり、初めに笑顔でこう問いかけました。

戸小の児童たちを対象に『劇団四季セミナー』を行うため7名の方が来てくださいました。
震災の後、2011年8月にはミュージカル上演のため歌津中学校にも来てくださっています。
本日来ていただいた中には、気仙沼出身の小松さんの他に宮城県出身が2名います。
4時間目の授業時間、4年生から6年生37人が2階の多目的室で、美しい日本語の話し方教室を学んでいました。
初めに劇団四季の方から「みなさんは話をしたときに、相手に思いが伝わらない時、ありますよね。」
(思いが伝わらず、歯がゆい思いをすることもありますね)
「それには“話し言葉の練習”が必要なのです。」と話しました。
会ったばかりでも、グイグイ児童達の気持ちを引っ張っていきます。

劇団四季の方々数名が教室の前に立ち、多くの子どもたちが椅子に座っていて、数人の子どもが元気よく手を挙げている様子の写真
劇団四季の方々数名が教室の前に立って話しており、多くの児童が椅子に座って熱心に聞いている写真

「言葉を話すとき、母音と子音があります。母音には何と何があるか知っている人~。」
ちらほら手が上がりました。答えは“あ、い、う、え、お”。
この母音が大切なのだということ、そして真珠のネックレスを例に出して、言葉は1つ1つ別なのだけれども、話すことはそれを繋げること。気持ちを込めることの大切さを教えてくださいました。
セミナーはもう1か所でも行われていました。
体育館では低学年(1年生から3年生)が、歌唱・ダンスセミナーを受けていました。

体育館で、子供たちが床に仰向けに寝転び、周囲に数人の大人が立って見守っている様子が写っている写真

仰向けになって、呼吸の仕方から。リラックスすると声が出やすいのでしょうか?
児童たちはどんどん教えられたことを吸収していきます。

体育館で子どもたちが前を向いて並び、声を出して歌っている様子の写真
体育館で劇団四季の方が子どもに説明し、子どもたちが円形に並んで話を聞いている様子の写真

好きな挨拶の言葉を大きな声で言いましょう! この男の子は『いただきます~!』
いいですね!! 発声練習もこういうのだと楽しいですね。

劇団四季の方々4人が横一列に並び腕を前に広げ伸ばし、大きな口を開けて立っている発声練習の見本を見せている写真
壁に向かって立っている子供たちと、ステージに向かって立っている子供たちが2チームに分かれて列を作って並び、発声練習を行っている写真

 ダンスの練習はお手本を見た後の10分間です。(けっこう短いですね)

子どもたちが軽くかがみながら元気に体を動かしてダンスの練習をしている様子の写真
体育館のステージ下で指導している男性を見ながら、ステージ上で、子供たちが腕を広げて立ち同じような動きをしている練習の様子の写真
ステージ上で子どもたちが列になり、左右に腕を広げて演技をしている最中で、ステージの前に立った指導者が右手を高く挙げて一緒に踊っている様子の写真
体育館の舞台の前で、4人の劇団四季の方々が正面を向いて立っており、前に座っている子どもたちへ話をしている様子の写真

短い練習時間なのに、みんな見事に踊りを発表しました!!素晴らしい!
劇団四季の方たちは、「必ず、また来ます。」とさわやかに帰っていきました。

(西城)

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