
今回ご紹介するNEC“TOMONI”プロジェクトはNECグループ全体で進める東北復興支援活動です。
災害復旧・人材育成・福祉等、東北の復興に多方向から取り組んでいます。


中でも南三陸町では福興市会場での活躍ぶりを目にした方が多いのではないでしょうか。
福興市へは設営・撤収を含む全体的なサポートを継続しており、その献身的な活動に多くの町民が感謝と尊敬の念を抱いています。
今回はNECネットワークプロダクツ 山平功二さん(写真右)にお話を伺いました。

山平さんは岩手県西磐井郡平泉町在住、通常勤務の傍ら同プロジェクト事務局を務められています。
「南三陸へは2012年4月、福興市ボランティアとして初めて来町しその後戸倉の波伝谷地区でのボランティア作業等にも参加しました。
町へ何度も訪問するのは賑わいのある「福興市」に関わることで地元の方々と交流ができ、復興への足掛かりになればとの思いがあるからです。」

(2013年12月 福興市)

(2015年5月 入谷地区の農園)
「当初は現地(被災地)に元気を届けようと考えていましたが、実際に来てからは逆に元気を頂いていることに気付きました。」
そう謙遜する山平さんですが、白いビブス(ゼッケン)姿のボランティアの皆さんは東北各地で“元気”を振りまいています。
昨年度は岩手県内の小学校で生徒・保護者・教師と共にボランティア作業、震災学習を実施。
大変に好評だったため、今年度も実施する予定だそうです。
「時間の経過につれ活動頻度は減りつつありますがメンバーは個々に地元の方々と繋がりが出来ており、それぞれ活動を行っています。
今後は東北地区のNECグループが主体となって活動できるように検討しています。
南三陸でも、新しい街ができるまで寄り添って活動を続けたいと思っています。」
NEC “TOMONI” プロジェクトの活動はCSRの枠にとらわれず、より深くなりつつあるようです。
町内のファンたちと共に、次回のお越しをお待ちしています。

(2013年12月 福興市)
NEC “TOMONI” プロジェクト
(日比谷)
