青とオレンジの三角テントがいくつも立てられており、多くの子どもたちがテントの間で活動している夏のキャンプ場の写真

夏休みも中盤ですね。
神割崎キャンプ場を訪れると、この時期恒例『サマーチャレンジin南三陸』の子どもたちが
テントの間を駆けまわっていました。

青とオレンジの三角テントがいくつも立てられており、多くの子どもたちがテントの間で活動している夏のキャンプ場の写真

県内の小学5年生~中学3年生が対象の『サマーチャレンジin南三陸』。
南三陸の自然を満喫できるプログラムに、今年は31名が参加しています。
この日は6泊7日のうちの2日目。
各班協力してテントを立てた後、消防士さんから救命法を学びました。

赤い帽子をかぶった子どもが別の子どもの腕に白い布を巻いて応急処置の練習をしている写真
青い制服を着た消防士の男性が、黒い服を着た少年の腕をオレンジ色の三角巾で吊って応急処置の手本を見せている写真
子どもと大人が協力して、白い布で別の人の左足を固定して応急処置の練習をしている写真

それにしても強烈な日差しの下、皆元気に活動しています。

青いシートの上で男性をのせた担架を、6人の子どもたちが協力して運ぶ訓練をしている写真

いまどきの子ってインドア志向なんじゃないの?と訊いてみたところ、

「俺キャンプしたことある。パエリア作ったよ!」
「わたし野外活動が好きなんです。
 今回はお母さんに、こんなのあるよって教えてもらって参加しました。」
「わたしは参加3回目だよ。」

どの子もなかなかのアウトドア上級者です。

黒い服を着た少年がハンマーでテントのロープを地面に打ちつけて設営作業をしている写真

主催である宮城県志津川自然の家、職員の白倉隆博さんにお話を伺うことができました。

グレーのシャツを着た男性がオレンジ色のファイルを持ちながら右手を上げて話している屋外での説明の写真

「今回は仙台など県内都市部から来ている子が多いですね。
 リピーターもいますがほとんどが初参加、周りの子とも初対面です。
 こういった場に志願するだけあって仲間を助け、導く力が育っている子ばかりです。
 自然との触れあいはもちろん、規律の意識や感謝の気持ちを学んでいってもらいたいですね。」

屋根付きの炊事場で子どもたちが食器の準備や水のくみ取りなどをしているキャンプの炊事の写真

「注目!
 今から水の割当ては1人2リットル。
 明日朝までの飲料・炊飯・洗面をこれで賄ってください。
 では晩ご飯を作ります!」

タオルを肩にかけた男性が、水が入ったペットボトルを持ちながら数人の子どもたちに説明をしている写真

「研ぎ汁真っ白―、もう少し水使っていいかな。」
「うわあ虫、虫!」

二人の男の子が空き缶に穴を開けて中の液体を溝に細く流し出している写真
金色のやかん2つと、アルミホイルで包まれた空き缶が炭火の上の金網に沢山並べられ、数人の子どもがその様子を見守っている屋外調理の写真
周囲には他の人たちやテントがあるキャンプ場で、青い帽子をかぶった女の子が扇子で迷彩服を着た男性に風を送ってあおいでいる写真

夜は天体観測、翌日以降はいかだ作り・無人島探検など7日間スケジュールびっちりの『サマーチャレンジin南三陸』。
みんな怪我のないよう、楽しんでいってね!

様々な色の服を着た子どもたちが、楽しそうに外で何かを見たり話したりしている集団活動中の写真

(日比谷)

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