木造の建物の前で、Circle Japanのメンバー4名とYes工房の皆さんが向かい合って立ち、1人の女性がオクトパス君のぬいぐるみを手に持ち見つめている写真

今年の4月に日本一周へと出発した、オクトパス君とCircle Japanのメンバー4名が
無事に南三陸町に戻ってきました。
Yes工房の皆さんに迎えられて到着です。
(出発時の記事はこちら。)

木造の建物の前で、Circle Japanのメンバー4名とYes工房の皆さんが向かい合って立ち、1人の女性がオクトパス君のぬいぐるみを手に持ち見つめている写真

Circle Japanさんの旅の目的は「震災から2年が経過した町の現状を伝えること」と、「次の災害に備えるための防災ネットワークを作ること」。
そこにオクトパス君も同行したことで、「町の地域おこし」という目的も加わりました。

オクトパス君のぬいぐるみの後ろに室内でスクリーンに映された2011年3月11日の災害に関する資料を前に、講師の女性が説明をしている講演会の様子が写されたFacebookのページを写した写真
オクトパス君のぬいぐるみと青森県で出会った青森公立大学の災害ボランティアネットワークの方々が記念写真が載ったFacebookのページを写した写真

5ヶ月間での総移動距離は2万キロ、町の現状を伝える講演会は全国各地で約70回。
約170の支援団体とネットワークを構築されてきました。

複数並んだ農業用のビニールハウスの間を通り、まっすぐのびた道を、多数の参加者が集団で歩き、地域の農地や復興の現場を見学している様子の写真
Yes工房内を九州から来た大学生の団体の皆さんが訪れ、地元産品を見て回っている様子の写真

ちょうどこの日は、九州から訪れた大学生の団体もYes工房を訪問。
南三陸町に訪れたきっかけは、Circle Japanの皆さんとお会いして話を聞いたこと、だとか。
久しぶりの再会を喜ぶ姿も見られます。
これも一つの繋がりですね。

Circle Japanのメンバー4名が屋外で笑顔で並んで立っており、うち1人が赤いオクトパス君のぬいぐるみを持っている様子の写真

メンバーの皆さんから、一言ずつ感想をいただきました。

「今回の旅は2回目だったので、前回お会いした方と再会できることが感慨深かったです。再会はとても大事なものだと思いました。(湯澤真さん)」
「学生の方々が被災地のために頑張っている姿が印象的でした。(大橋優子さん)」
「私たちが向き合う課題は復興ですが、他の各土地にも、それぞれが抱える課題があることを知りました。(八島千尋さん)」
「震災から2年半が経過しますが、全国にはまだ支援を継続されている団体がありました。東日本大震災はまだ終わっていない。忘れられていないんだ、と思うと嬉しかったです。(高須優香さん)」

古い木造の建物の前の斜面に、日本列島の地図と赤い丸に「絆」の漢字が描かれている大きな青い布が広げられ、その上にオクトパス君の着ぐるみと複数の人々が立っている写真
青い布に多くの手書きのメッセージやサインがカラフルに書かれている様子を写した写真

巨大なフラッグは、全国約5000人の方からのメッセージが詰まった、「絆フラッグ」。

車での旅はこれで終了となりますが、引き続き、南三陸町の情報発信やネットワークを活かした繋がりを続けていくそうです。

長旅、ご苦労様でした!

全国ネットワーク「Circle Japan」

(安藤)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ