日差しの差し込む建物の入り口で若い男性が椅子に座って笑顔を見せており、横にある窓から年配の関係者が顔をのぞかせている写真

皆さんは「オンパク」ってご存知ですか?
「オンパク」は「温泉泊覧会」の略。
地域活性を目的に、その土地ならではの交流型プログラムを複数企画し決められた期間の中で開催するというものです。
最近では石巻市で開かれた「石巻に恋しちゃった」が大成功を収めました。

そのオンパクの計画が今、南三陸町で進んでいます。

「南三陸おらほの学園祭2013」は来月10月中、半月に渡って開催されるオンパク手法のイベントです。
そのスタッフのほとんどが地元民であり、「利きサケ(鮭)部」「考古学部」など町と人の特性を活かしたプログラムが用意されているそうです。

先日、志津川某所での打ち合わせの場へお邪魔させてもらいました。
お話を聴かせてくださったのは学園祭実行委員長 伊藤孝浩さん(写真左)です。

日差しの差し込む建物の入り口で若い男性が椅子に座って笑顔を見せており、横にある窓から年配の関係者が顔をのぞかせている写真

(以前伊藤さんをご紹介した際のブログはこちら

「オンパクでプログラムの先生は『達人』と呼ばれます。
これを『部長』と呼んだら面白いんじゃないか、というアイディアから今回は町全体を学校に見立て、プログラムを『部活動』と呼ぶことにしました。

18種類の『部活動』の中からお好きなものに体験入部し、地域の人や土地の魅力を感じ、何より楽しんでいってください!

今回の学園祭を通して部長たちと参加者が出会い、一緒の時間を共有し、学園祭の後も交流し続けることができたらいいなと思っています。
そして、部員としての参加者から部長として部活動を開催する方が出てきてくれたら嬉しいです。

と言っても新しいことを始めるという程構える必要はなくご自身が持っているものに共感した人と一緒に集まって何かやる、という気持ちで良いと思っています。

まずは気軽に楽しく。
例えば「BBQ部」や「全タイ写真部」のゆるさをご覧ください。
その趣旨をご理解頂けると思います(笑)」

伊藤さんや部長の皆さんは現在、各メディアで学園祭への抱負を語っています。
挑戦者応援サイト「CHALLENGE STAR」での呼びかけには既に30名以上から支援のお申し出があったそうです。

「ご支援くださった方には本当に感謝しております。
期待に応えるためにも今回の学園祭を成功させ、挑戦者がどんどん出てくる循環をつくるシステムとして定着させていきたいですね。」

半月後に迫った「おらほの学園祭」。
どんな魅力的な部長たちに会えるのか、今から楽しみです。

白い背景の中央に赤い立体的な文字で「南三陸おらほの学園祭」と縦書きで書かれており、周囲にはカラフルな旗や虹が描かれていて、明るく楽しい雰囲気があるポスターの画像

「南三陸おらほの学園祭2013」

  • 期間:10月5日(土曜日)~10月19日(土曜日)
  • 場所:南三陸町内各所

facebookページ

公式サイト http://oragaku.com

(日比谷)

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