蛍光グリーンや黄色のスタッフベストを着たボランティアや作業員たちが、プレハブ近くに輪になって立ち集まり、作業開始前の打ち合わせをしている様子の写真

昨日に続き、7月27日のボランティア活動の様子をお伝えします。

こちらは「サンオーレそではま」での海岸清掃チーム。
センター横でスタッフさんから最初の説明を受けています。

蛍光グリーンや黄色のスタッフベストを着たボランティアや作業員たちが、プレハブ近くに輪になって立ち集まり、作業開始前の打ち合わせをしている様子の写真

サンオーレそではまは、志津川の海水浴場。
人工的に砂を持ってきて300メートルの砂浜が作られていましたが、津波でその3分の2が流されてしまい、まだ再開できていません。

曇り空の下、参加者の方々が砂浜にまばらに散らばって流木やごみ、海藻をかき集め、バケツや袋に詰めながら清掃している様子の写真
砂浜と海に向かって数名が立ち、遠くには防潮堤と海が広がる中、活動を見守るスタッフの姿もある、清掃活動の全体情景を捉えた写真

今回の活動では、砂浜に打ち上げられたままの流木やごみや海草をバケツや一輪車に拾い集めます。これも体力の必要な仕事です。

スコップや熊手を手に、二人の男性が海藻などのごみをかき集めてバケツに入れている様子の写真
一輪車で集めた流木を海岸の集積所に下ろしている作業員の姿と、集積所に積まれた流木や海岸沿いの風景が写っている写真
8名で参加されていた株式会社マジオネットさんは、5月から1週間交代でボランティア活動に参加。
合計12班によるリレー方式で3ヶ月もの長期活動中。今回の参加者は「11班」です。
全国に5箇所ある自動車教習学校を運営しており、生徒さんも含めてボランティアを募集されています。
浜辺で一人の男性が、波打ち際近くで流木やゴミをかき集めている清掃活動の写真
二人の女性が、バケツを使って砂浜に散らばった海藻や流木を丁寧に拾い集めている清掃の写真
海岸近くの車の前で笑顔で会話している後片付けのひとときの写真

また、ボランティアチーム「ボーズ」の佐々木さんは、東京から5名で参加。
個人で18回目、チーム通算で19回目の参加です。
会社員の友人を中心にして、冬場を除いて月に1-2回南三陸町を訪れ、5-6人で来るときもあれば、最大13人で参加したこともあるとか。
「町の元の姿は知らないのですが、最近は復興に向けて動き出していることを感じます。
南三陸町はご飯が美味しいので、いつも作業が終わった後を楽しみにしています」

多くのボランティアが波打ち際で一列に並び、流木や海藻などの漂着物を手作業で回収している清掃活動の写真

最後は道具をきれいに洗って片付けです。

草地の上に茶色い海藻や枯れ草が山積みにされた、浜辺から回収された海藻の集積の写真
砂浜に並べられた大きな土のう袋に分別されたごみと、黒やオレンジ色の漁業用ブイなどがまとめられている清掃後の分別ごみの写真
浜辺の砂の上に長さや太さがさまざまな流木が大量にまとめて積み上げられている、流木の集積所の写真

本来は15時までの作業でしたが、天候の影響でお昼過ぎには作業終了となりました。
ボランティアセンターとしては、毎月1回の頻度で清掃活動を行っていくそうです。

ボランティアの参加者の方々が清掃活動の最後に浜辺で円陣を組み一礼している解散前のあいさつの写真

震災から2年4ヶ月が経過した今でも、町内で様々なボランティアの方々が作業をしているのを見かけると、町民にとっては「今でも支えていただけている」という嬉しい気持ちになります。
(この日も、作業中に町民の方に声をかけていただきました。)
雨の中、日本全国から参加していただいた皆様、本当にお疲れ様でした!!
これからも、南三陸町災害ボランティアセンターは運営を続けていくそうですので、
ご支援・ご協力の程宜しくお願いします。
南三陸町災害ボランティアセンター 【ボランティアを募集中!!】

  • 住所 : 南三陸町志津川字沼田56(ベイサイドアリーナ駐車場内)
  • 連絡先: 0226-46-4088 (9時〜15時30分)
  • URL : http://minamisanrikuvc.com/index.html

(安藤)

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