東屋から奥に海が見えるキャンプ場の写真

今日も絶景の神割崎。
キャンプ場も建物も、いつ来てもピカピカです。

木造の東屋のそばに松の木が立ち並び、その奥に青く広がる海が見える、静かな雰囲気のキャンプ場の写真
屋根が斜めに設計され、大きな三角形の窓が特徴的な2棟のモダンなコテージが松林の中に建っている様子を写した写真

実は今年、これらの設備の指定管理者が代替わりすることとなりました。
任から下りられたのは神割観光物産振興組合。
指定期間終了が近づいた2月はじめ、ご挨拶に伺いました。

「オートキャンプ場・一般キャンプ場」と書かれた案内板のそばに松林が広がり、奥にはコテージと舗装された道が見える様子を写した写真

神割観光プラザでお会いしたのは副組合長 及川福子さんです。
1994年に指定管理者に選定されて以来、組合長でご主人の泰雄さんと共に17ヘクタールの土地を守り続けてきました。

天井まで届く大きなガラス窓から松林と自然光が差し込む室内で、2人の客がテーブルに座り、赤い服を着た女性が接客をしている様子を写した写真

「21年間、大きな事故もなく務めることができました。
南三陸金華山国定公園の大きな自然に触れられる場所として毎年数千人の来場者がみえました。
私たちも環境の整備やお料理など、精一杯のおもてなしで応えてきました。」

神割崎の崖の上から見下ろした風景で、黒々とした岩場に青い海の波が打ち寄せ、周囲に松の枝がかかっている様子を写した写真
湯気が立つ温かい麺料理の丼が載ったお盆の上に、お玉、割り箸、うさぎの形をした箸置きが並べられ、テーブルに置かれている様子を写した写真

「いつもきれいに気持ちよく使っていただけるよう心掛けてきました。
震災後には工事関係の宿泊所として、仮設住宅の建設や廃棄物処理にあたる方々を受け入れしました。
他県からいらして町のために汗を流す皆さんのお世話をしたことで少しでも復興のお役にたてたでしょうか。そうであれば嬉しいですね。」

神割を離れてもまた違った形で人の助けになりたい、と福子さんは笑顔を見せました。
本当に長い間、お疲れ様でございました。

白いうさぎとやぎの置物のそばで、赤い服とエプロンを着た笑顔の及川福子さんが写っている写真

指定管理者変更に伴い、現在神割崎キャンプ場と神割観光プラザは一時休業となっています。

再開の情報はまた「南三陸なう」でご報告しますね。

南三陸町観光協会サイト内

(日比谷)

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