木の下に座っている子供のシルエットが大きく描かれた茶色の外壁に、今を生きる人々の言葉を伝える「南三陸ストーリー~東日本大震災の記録~」の看板が設置され、入口にポスターが貼られた建物外観の写真

町にまた一つ、訪れてほしい場所ができました。
南三陸ポータルセンター テント内の『南三陸ストーリー』です。

木の下に座っている子供のシルエットが大きく描かれた茶色の外壁に、今を生きる人々の言葉を伝える「南三陸ストーリー~東日本大震災の記録~」の看板が設置され、入口にポスターが貼られた建物外観の写真

入り口から続くパネルには、震災当時を知ることのできる資料が。

天井に大きな写真パネル、壁に沢山の写真が展示されている通路に立つ人たちが展示品を見ている写真

写真の他、防災用品や手書きのノートも並びます。
いずれもその頃の様子を如実に伝えるものです。

写真やメモ帳などが並んでいる木製の棚に、「恐怖と不安に怯える一夜、夜明けとともに目にしたふるさとの光景。昨日まで暮らしていた町が消えた。家が消えた。私の家族はどこ?」と書かれた黒色のパネルが設置された写真

その先の展示は、町と人々との再生の軌跡。

壁に千羽鶴や色紙、沢山の寄せ書きや大きく伸ばした写真パネルなどが飾られ、電子レンジが置かれた水色の三段ボックスや布団一式、中央に小さなテーブルが置かれ、説明版が設置された畳が敷かれたスペースの写真

施設、産業、お祭り。
世界中からの応援に支えられ、一つ一つ立ちあがってきました。

秋サケの水揚げや仮設魚市場オープンなど復興に進む様子の写真が大きく引き伸ばされたパネルが壁に展示されている写真

更に進むと、「南三陸なう」でもお会いした方々に再会しました。
町で頑張る人々が町の魅力を教えてくれます。

壁の上に沢山の写真が飾られ、下にはリンゴがなっている大きな木などのイラストと共に農業や飲食店で頑張っている人達が大きな写真で展示されている写真
赤いツバキのイラストが描かれた壁の下に「南三陸椿ものがたり」と書かれたプレートを両手で支えている女性の写真や、煙突がついた水色の家の中にショートケーキやパンなどの写真とパティシエの男性の笑顔の写真が4つの窓に分割されて展示されている写真

撮影日はオープン初日でしたが、最奥の「みんなの木」にはもうたくさんのメッセージの葉が茂っていました。

木の枝に貼り付けられたカラフルな色の葉っぱの形をした色紙に沢山のメッセージが書かれている様子をアップで撮影した写真
茶色の一本の大きな木が描かれた壁に、来場者による沢山のメッセージが書かれた葉っぱが貼られ、女性や男性がメッセージを記入している様子の写真

『南三陸ストーリー』は今後常設展示となるそうです。

アーカイブ施設 ~南三陸ストーリー~

  • 開館時間:午前10時~午後17時
  • 休館日:不定
  • 場所:南三陸ポータルセンター テント内
  • 入館料:無料

(日比谷)

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