前面に大きな耐熱ガラスの窓と木製の取っ手がついたドアがある灰色の金属製ペレットストーブが室内に置かれている写真

今日は暖かい一日。
春らしい陽気です。

今年の2月、戸倉の神割崎キャンプ場に、ペレットストーブの物資支援がありました。

前面に大きな耐熱ガラスの窓と木製の取っ手がついたドアがある灰色の金属製ペレットストーブが室内に置かれている写真

これは24時間テレビによる災害支援の一つで、県内のNPOを介して石巻近隣の複数の施設に支援が行われたそうです。
神割崎キャンプ場にも、ペレットストーブ1台と木質ペレット100袋が支援されました。

大量のペレットが白い袋の中にぎっしりと入っており小さな筒状の木質ペレットをひと握り手のひらにのせて見せている写真

(木質ペレットの写真。詳しくはこちら)
しかしなぜ、夏場に営業するキャンプ場に、ペレットストーブが必要だったのでしょうか。

松の木に囲まれた場所に「神割崎 観光プラザ入口」と書かれた看板があり、後ろに建物が見えている写真

神割崎キャンプ場はもともと夏場の営業だけでしたが、「山梨や滋賀などの遠方から、復旧作業のために来てくださる皆さんのために、宿と食事くらいは提供したい」という思いで、去年9月より初めて冬場のお客様を受け入れたそうです。
震災前には多目的ホールとして、会議や有事の避難場所として使っていた場所を復旧工事や震災廃棄物処理のために来町している方々のための宿泊施設として用いました。
宿泊先が足りない特別な状況だったので、臨時で多目的ホールの旅館業の許可を受けたそう。
震災廃棄物の処理事業が一段落する今年の秋まで、常時4名から8名が宿泊される予定。

広いカーペット敷きの室内で、右端にはペレットストーブがあり、左には布団や毛布が置かれ壁際の棚の上にはブルーシートがかぶせられた荷物が載っている室内の写真

施設を管理していらっしゃる及川さんは語ります。
「ここの施設は今回の震災で被災したわけではないので、寄付や物資のような、支援は受けていなかったんです。
当時はとても寒い時期で、燃料代に頭を抱えていたので大助かりでした。」

黒と灰色の直方体のペレットストーブの前面にある横長の長方形の耐熱ガラス窓からオレンジ色の炎が見えている写真

復興を支える方も、町外の方々によって支えられています
(安藤)

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