オレンジ色のベストを着た「つながり南三陸シーモンキー」の男の子2人が、白い軍手をつけて砂浜に立っている写真

「震災前までは、いつもここで泳いでいたんです。

ビーチを再開させて地域の子どもたちの笑顔が見たくて活動しています」

「何度やっても大きなガレキが出てくるんですけど、やっぱり地元の海で泳ぎたいです。
皆さん、ご協力を宜しくお願いします。」

そう語るのは歌津地区の小・中・高校生50名で構成されるチーム、「つながり南三陸シーモンキー」の二人。海岸清掃活動が始まる前の一場面です。

オレンジ色のベストを着た「つながり南三陸シーモンキー」の男の子2人が、白い軍手をつけて砂浜に立っている写真

6月8日土曜日の午後、震災で被害を受けたビーチを復活させるべく地元の方、子どもたち、外部からのボランティアなど総勢20名が集まりました。

この日の作業は、砂浜の異物除去。

異物の入った青いかごを男性2名で運んでおり、女性が砂浜で見つけた異物を青いかごに入れている様子の写真
青いプラスチック製のかごの中に、釘や木片、石やガラス片などのがれきが入っている写真

三人一組で地道に頑張っていきます。

2人で青いかごをを持ち、かごを使って砂をふるいにかけてがれきを取り除く作業をしている様子を写した写真
たくさんの人が3人一組で協力して青いかごを使ってふるいにかけながらがれきを取り除く作業をしている様子を写した写真

午後2時から始まった作業が終了したのは4時前。
約2時間に及ぶ作業で、たくさんの異物が出てきました!

海辺の砂浜で、オレンジ色のビブスを着た2人の若い女性ボランティアが笑顔で並んで立ち写っている写真
ビーチのコンクリートの通路に青いプラスチック製のかごが並べられ、清掃活動で出た異物がかごいっぱいに入っている様子の写真

本日進んだのは、下の写真手前の色が変わっている部分。

海辺の砂浜でオレンジ色のビブスを着た複数のボランティアがコーンで目印をした範囲を作業をしており、掘り返された部分が他の砂浜より濃い色に見える写真

水質検査は最高ランクのAA、放射能検査もクリアし、7月20日のオープンは決まっています。

それまでに、上の写真左奥の端まで清掃を進めていく予定。

ビーチクリーンボランティア募集・支援金のお願いのチラシ

注意:今回は地域内でのオープンであり、一般向けの海水浴場としてオープンするわけではありませんので、ご了承願います。
シーモンキーをサポートしている、ボランティア団体
一般社団法人震災復興支援協会つながり魚竜 代表の勝又三成さん。

道路沿いの草地に立っている勝又三成さんの写真

「地域の方々と一緒に、町がよくなることはドンドンやっていきたいんです。
まだまだ人手が足りないので、是非ご協力をお願いします!」
仙台出身の勝又さんは熱く語られました。
ビーチが復活したらダイビングスクールも作り、自然豊かな歌津の海をPRしていきたいそうです。

コンクリートの防波堤の斜面にオレンジのビブス着たボランティアの方がが座り、「長須賀海水浴場清掃大作戦」と書かれた横断幕を持っている集合写真
曇り空の下、穏やかな波が打ち寄せる砂浜と遠くに小さな防波堤と島々が見える海辺の風景の写真

清掃活動は、毎週土曜日の14時-15時30分まで。これからオープンまでは日曜日も行います。
平日も5名以上であれば大歓迎だそうです(詳細はお問合せください)。

海から、子ども達のはしゃぎ声が聞こえる日はすぐ目の前です!

長須賀海水浴場復活大作戦「つながり南三陸シーモンキー」
お問い合わせ:下記メールリンクをご覧ください。

(安藤)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ