畑の中に笑顔で立つ、妃乃あんじ(ひのあんじ)さんの写真

曇り空の南三陸では小雨が降ってきました。

さて、こちらの可憐な女性は南三陸町復興応援大使である妃乃あんじ(ひのあんじ)さんです。元タカラジェンヌであり、現在も女優として活躍しながら、南三陸のためにダンス指導、がれき撤去、広報活動等に尽力してくださっています。

そのあんじさんが今進めているのが「ヒマワリプロジェクト」。南三陸の土地を拓き、種を撒き、町の方々に愛されていたひまわり畑を復活させようというものです。

6月7日、取材に伺ったのは廻舘地区の398号線に面した場所。南三陸町「のぞみ福祉作業所」の方、兵庫の障がい者支援施設の方、あんじさんの呼びかけで全国から集まったボランティアの方などこの日は40名ほどが土地整備にかかっておいででした。

住宅地の下の斜面で多くの人々が農作業に取り組んでいる様子を写した写真
小型ショベルカーで耕されている畑の中で、前方の人が鍬で土を掘り起こしている様子を写した写真

あんじさんによるとここにひまわりとコスモスの種を蒔くのだそう。家屋のあった場所は畑にはしない予定ですが、「お世話になるので」と手作業で石を拾っていらっしゃいます。

元々南三陸町とのご縁はなかったと言うあんじさん。ですが本拠地・大阪からボランティアに通い始め、もうすぐ2年になります。

「今回参加されたボランティアさんの中にも初めて南三陸に来ました、という方がいます。短い滞在の中でもこの作業に携わってもらえたことで心の中に、この先この町のことを思うきっかけが残るはずなんです。」

ひのあんじさんが指差しして参加されたボランティアの方に説明しており、周りでも作業している人が写っている写真

志津川中学校やさんさん商店街からも眼に入るひまわり畑。鮮やかに咲けば、また皆の宝物になることでしょう。

高台から撮影された住宅街と畑の全景で、中央の茶色い畑では人々が作業しており、手前には道路と車が見える写真

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