茅葺き屋根の伝統的な日本家屋の前に木製のベンチが置かれた砂利の庭があり、周囲には木々が立ち並ぶ中、赤い上着を着た女性が建物前の石畳の道を歩いている写真

今朝の気温は10度。つい先月まで氷点下の寒さだったとは信じられないほどの暖かさです。

入谷地区の「ひころの里」には昨日紹介したシルク館の他にもう一つ目玉があります。それは江戸時代の屋敷を修復保存した「松笠屋敷」。幕末郷士「須藤家」の居宅です。

今ではなかなかお目にかかることの少ない昔ながらの造りは立派な歴史的遺産です。

木々に囲まれた場所に建つ、瓦屋根で横長の趣のある日本家屋で、手前には庭が広がっている松笠屋敷の写真
緑豊かな木々に囲まれた静かな庭園の中に建っている白壁に黒い格子があしらわれた伝統的な日本の蔵の写真

玄関には囲炉裏。

木の梁が見える趣のある建物の中で、土間から一段上がった板の間に囲炉裏がある室内の様子を写した写真

そして竈(かまど)や、藁製の雪具なども展示されています。

大きさの違うかまどが横に2つ並び、色々な昔の道具が展示されている様子を写した写真
藁で作られたさまざまな昔の道具が壁や棚に展示されている展示コーナーを写した写真

訪れたのがちょうどお昼でしたので、屋敷内の「ばっかり茶屋」で、日替わり田舎ご飯(500円)を食べている皆さんをパチリ。四季折々の地元食材と、ゆっくりくつろげる雰囲気が魅力です。

床の間に掛け軸がかけられている広々とした和室にテーブルが並んでおり、4名の女性が朱塗りのお盆にたくさんの小皿などが乗った食事を楽しんでいる様子を写した写真

南三陸内で唯一、山間の地区である入谷は、昔ながらの伝統技術が伝わる里。シルクフラワーフェスタと合わせて、この機会にその魅力を感じてみてください。

ひころの里

  • 営業時間:9時-17時(11-3月は16時まで)
  • 定休日 :毎週火曜日(祭日除く)
  • 電話  :ひころの里管理事務所 0226-46-4310

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