青空の下、岸壁沿いに白い漁船が数隻並び、奥には緑の山並みが広がる静かな漁港の写真

震災から4年と1ヶ月。
「南三陸なう」が町の記録を始めてからは2年5ヶ月が経ちました。
年度初めのこの機会に、撮りためた写真の一部をお見せしたいと思います。
本日は戸倉地区を。

まずは波伝谷漁港です。
こちらは2012年11月、撮り始めの頃の写真。
当初は海の変化を見たいと思っていました。

青空の下、岸壁沿いに白い漁船が数隻並び、奥には緑の山並みが広がる静かな漁港の写真

2013年1月。
重機やコンテナが増え始めたため、撮影範囲を左右に広げました。

雪が積もった岸辺に重機や車が停まり、正面の海には漁船が並ぶ冬の漁港のパノラマ写真

そして2015年3月。

晴天のもと、岸壁沿いに小型漁船や養殖資材が並び、右手には茶色い細長い建物のカキの作業場のパノラマ写真

今ではカキの作業場が建っています。

茶色い細長い平屋の建物が港に面して建っており、手前には漁業用のブイや網が積まれているカキの作業場の写真

撮影ポイントの階段は変わりません。
足元の水たまりに魚がたくさん泳ぐようになりました。

コンクリート製の古い階段があり、上には白い鉄柵がついている階段の向こうには白いタンクが立っている写真
水がたまった場所に、たくさんの小さな魚が泳いでいる写真

脇の沢の写真もありました。
こちらは2013年4月。
当時はJR気仙沼線の線路から撮っていましたが、ほどなくBRT専用道の工事が始まり、立入禁止に。
撮影ポイントを下の国道に変更しました。

道路が並行して長く続く海岸線で海は穏やかに広がり左側には桜の木が咲いており、遠くまで山並みが見渡せる写真

そして2015年3月の様子がこちら。
2年が経過し、防潮堤工事が半ばまで進んでいます。
湾の向こう、右手奥には造成中の戸倉団地も見えます。

青空のもと海が広がりコンクリート製の防潮堤に鉄筋が並んでクレーン車で工事中のパノラマ写真

次にお見せするのは折立の景色です。
2014年6月、旧戸倉中学校から撮りました。

広く造成された土地に中央に道が曲がりながら走っており、ところどころに重機が置かれ右側には海が広がっている旧戸倉中学校から写したパノラマ写真

2015年3月の景色がこちら。
一年も経っていませんが、ここでも海岸が変化しています。
眼下の国道は今後、戸倉団地を通るルートに変更されます。
撮影地点から見ると背中側です。

広く造成された土地に中央に道が曲がりながら走っており、所々にショベルカーやブルドーザーが配置されている工事中を旧戸倉中学校から写したパノラマ写真

2014年6月、慈眼寺墓地からの眺め。
災害廃棄物処理が終わり少し静かだった頃です。

手前に石仏や石灯籠があり奥に広がる草地と遠くに海が見え造成された土地が広がっている慈眼寺墓地から写したパノラマ写真

2015年3月の様子。
水戸辺川など周辺の工事が進んでいます。
重機の数が増え、細い道がなくなり、撮影中に迷子になりました。

手前に石仏や石灯籠があり奥に広がる草地と遠くに海が見え工事が進んでいる整備された土地が広がっている慈眼寺墓地から写したパノラマ写真

そのほか新築の住宅や集会所、国道沿いの新しいコンビニエンスストアなど戸倉のニュースは一記事ではお伝えしきれないほど。
それもまた、近いうちにご報告しますね。

整備された土地に白と赤のテントが設営され、近くに作業員と白いバンが見える行事の準備中の写真
青空の下に黒い切妻屋根と白い外壁を持つ平屋建ての新築建物が建っており、建物の前には手すり付きのスロープが設置されている写真

明日は歌津の変化をお見せしたいと思います。

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ