青空の下、車が走る道路の右側に盛土された茶色い土の斜面が広がっている様子の写真

最近志津川の市街地を訪れた方が驚くのは、高く盛られた土の様子です。
これは被災した市街地を再興するための土地のかさ上げ工事であり、他の場所から運んできた土を盛ることで土地の高さを数メートル高くするものです。

志津川地区内で、何か所か撮影してきましたのでご紹介します。
最初は五日町地区。

青空の下、車が走る道路の右側に盛土された茶色い土の斜面が広がっている様子の写真
「盛土工事を行っています」の工事案内の看板を写した写真

五日町周辺の盛土の高さは10.6メートル。
電柱は通常12~16メートルで、車高は1.5メートルくらいです。
写真で大きさが伝わるでしょうか。

中央には交差点があり、道路が左右に分かれ、交差点の手前と奥にはオレンジ色のコーンが並べられ、左側には「止まれ」の標識、右側には小さなプレハブの建物が見える道路工事の写真

同じ場所を、違う角度からも撮影してみました。

道路が画面を横切るように通って道路上にはトラックや乗用車など複数の車両が走行している写真
手前には曲がった道路が通ってトラックや乗用車など複数の車両が走行し、道路沿いには電柱が並んでいる写真

今後の市街地はこの高さが標準となっていくことを考えると、土地が低い状態を懐かしく思う日もそう遠くないことでしょう。

次は志津川の大森地区です。
少し高いところに「かさ上げ高」の目印看板がありました。

青いトラックの横の目印の看板を赤丸で囲われている写真
道路にはバリケードと交通コーンが設置されており、道路沿いには電柱と電線が並んで画像には赤い線が水平に引かれている写真

トラックや乗用車の高さと見比べると高さが分かりますかね。

最後は天王前地区です。
セブンイレブンさんの駐車場から、防災集団移転工事の中央工区方面を見ています。

大きな土の山が緑色のネットで覆われ、左側に青いトラック、中央に白い車、右側にももう1台の白い車が停まっている建設現場の写真

やはりここも数メートルの土が盛られています。
実際に近くに立ってみるとかなり迫力があります。

大きな土や砂利の山が緑色のフェンスで囲われ、地面はぬかるんでいて、水たまりが点在している建設現場の写真

住みよい街に向けての工事が進むにつれ、日々変わっていく町の様子。
これからも随時お届けしていきます。

(安藤)

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