
最近志津川の市街地を訪れた方が驚くのは、高く盛られた土の様子です。
これは被災した市街地を再興するための土地のかさ上げ工事であり、他の場所から運んできた土を盛ることで土地の高さを数メートル高くするものです。
志津川地区内で、何か所か撮影してきましたのでご紹介します。
最初は五日町地区。


五日町周辺の盛土の高さは10.6メートル。
電柱は通常12~16メートルで、車高は1.5メートルくらいです。
写真で大きさが伝わるでしょうか。

同じ場所を、違う角度からも撮影してみました。


今後の市街地はこの高さが標準となっていくことを考えると、土地が低い状態を懐かしく思う日もそう遠くないことでしょう。
次は志津川の大森地区です。
少し高いところに「かさ上げ高」の目印看板がありました。


トラックや乗用車の高さと見比べると高さが分かりますかね。
最後は天王前地区です。
セブンイレブンさんの駐車場から、防災集団移転工事の中央工区方面を見ています。

やはりここも数メートルの土が盛られています。
実際に近くに立ってみるとかなり迫力があります。

住みよい街に向けての工事が進むにつれ、日々変わっていく町の様子。
これからも随時お届けしていきます。
(安藤)
