青空が広がり、道路沿いの斜面に立つ白い花が咲き誇る木々が列をなして並んでいる春の風景の写真

今日は、入谷地区の様子をご紹介いたします。
国道398号線から雲南橋を渡り、ひころの里へと続く道を上がって行く途中、桜沢で梅の花が咲いているのを見つけました。

青空が広がり、道路沿いの斜面に立つ白い花が咲き誇る木々が列をなして並んでいる春の風景の写真
青空が広がり、背景にはさらに梅の木々や緑、満開の白い梅の花が枝いっぱいに咲いている春の風景の写真

春を感じますね~
ひころの里を過ぎ、押舘・天神・林際・桵葉沢(たらばさわ)の境目にある大明神橋に来てみました。
橋の下を流れるのは、桵葉川です。

背景には民家が見え、小さな川が流れる手前には「桵葉川」と書かれた金属の銘板が付いた石の橋ある、静かな川辺の写真

こちらには、パッと目を引く鮮やかなピンク色の梅の花が咲いていました

背景には木々や建物が見え、両岸には草や岩がある小川が橋の下を流れ、鮮やかなピンク色の梅の花が手前に咲いている、春の風景の写真

林際方向へ、川沿いを進んでいくと…

草や石が点在する小さな水路に、コンクリート製の二つの堰が設けられ、水が流れ落ちており、背景には家の前にオレンジ色と赤色の車が停まる道路の手前に、看板が設置された大きな岩が見える写真
屋外の川とコンクリート塀の間に、「重ね石(続石)」と書かれた看板が立ち、大きな平たい岩がもう一つの岩の上に載ってキノコのような形をしている、珍しい石の配置の写真

川の向こうに大きな石が!“重ね石(続石)”と書いてあります。2つ重なった石の上に、さらに大きな石(もはや岩と言うべきでしょうか!?)がうまいこと乗っています!

「重ね石(続石)」と題され、「鏡餅を逆さにしたように三つ重ねになっている石が「重ね石」です。「安永風土記」によれば七つ重ねになっていたと言われますが、確認されていません。水神「続石明神」として尊敬されたと言われています。下流には「陰石」、「陽石」があり子授けの神として信仰されたと言われます。平成八年三月選定 志津川町教育委員会」と書かれた説明版の写真

確認はされていないそうですが、「安永風土記」によれば7つ重ねになっていたとのこと!!
確認される前に4つは落ちてしまったのでしょうか…?
(ちなみに「安永風土記」とは、江戸時代・安永期に、仙台藩が領内の村々の様子を把握するために書上げさせたものの総称だそうで、「風土記御用書上」とも呼ばれているそうです。)

奥にはビニールハウスが見え、舗装された道路が右に曲がっている左側にガードレールがあり、その脇にはフキノトウと小さな紫の草が生えている写真
小さな白い花が房状に咲いているフキノトウ、周囲には草や他の植物が生い茂っている、自然の中の植物の写真

いつもは何気なく通っている道も、春が感じられる草花がいっぱい。ちなみに右の写真のフキノトウ、この辺では“バッケ”と言うんですよ

背景には草や木々が広がり、一部にはまだ開いていない蕾もあり、黄色いスイセンの花が自然の中に満開に咲いている写真

春を感じながら、南三陸を散策してみるのも良いものです

(高橋)

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