広い会場に数多く並んだ長机の席に多くの参加者が座っている写真

変化の激しい町の道路。
昨日は志津川の大森・袖浜方面周辺の道路が切り替わっていました。(リンク)
戸倉や歌津でも、通るたびに道が新しくなっています。
皆様慌てずに安全運転で。

さて。
県内の地域活性化のための活動・組織を支援する、みやぎ地域復興支援会議。
(前回ご紹介した記事はこちら)

先日7月29日、歌津地区平成の森アリーナにて『みやぎ地域復興ミーティングin南三陸町』が開かれました。
町内では初の開催となります。

広い会場に数多く並んだ長机の席に多くの参加者が座っている写真
奥の壁に設置したスクリーンに資料が映し出され、大勢の参加者たちがスクリーンの方を向いて座っている会場全体の様子を写した写真

会場にはNPO・個人事業者・行政職員等およそ60名が集まりました。
壇上には3つの団体が登壇し、活動発表を行いました。

  • 特定非営利活動法人ピースジャム(気仙沼市)
  • 一般社団法人さとうみファーム(南三陸町)
  • 一般社団法人コミュニティスペースうみねこ(女川町)

いずれも震災後に県内で事業を起ち上げ、仕事を通してコミュニケーションや働き甲斐を生み出そうとしている団体です。

講演者の女性がマイクが設置された演台に立ち、隣のスクリーンに映されたスライドを使って発表を行っている写真

続くパネルディスカッションでも各団体の代表者が揃い、『震災5年目以降の持続的な活動を考える』をテーマに話し合いが行われました。

資料が映し出された中央のスクリーンを挟んで4人の男女が壇上の席に座っており、一番右側の男性がマイクを持ち、パネルディスカッションを行っている写真
名札がつけられた長机の席に、男性と女性が並んで座り、左側の男性がマイクを持ちながら話をしている写真

3団体は現在、他組織との横の繋がりを強化しようとしており今年5月には合同のチャリティーパーティーを開催したそうです。

「ファンを増やし、自分たちの活動を広めるために必要なことと感じました。」
(コミュニティスペースうみねこ 八木純子さん)
「直接現場で人と接して情報発信することができました。
食を通じたアピールができ、嬉しかったですね。」(ピースジャム理事長 佐藤賢さん)

こちらはその後の交流会の様子。
卓上には可愛らしい商品が並び、ジャム・南三陸産ラム肉などの試食も提供されました。
参加者たちは個々のプロジェクトや商品の紹介を熱心に聴いていました。

手作りの毛糸や布製品が並べられたテーブルの前で女性二人が作品を覗き込んでいる写真
色とりどりの布で編まれた草履が透明な袋に入れて並べられ、その上には包装された小物やストラップが整然と置かれている写真
ジャムを乗せたクラッカーがたくさん盛られた皿が複数並んだテーブルの前に立ち、マイクを持って話している男性と、それを囲んで見ている数人の様子が写っている写真
ラム肉をトングを使いながら網の上で焼いている様子をアップで写した写真
テーブルの上にカラフルな羊毛と手編みの帽子が並べられている写真
テーブルの上に花柄の紙皿に盛られたジャムを乗せたクラッカーと「RICE JAM」と書かれた数種類の瓶詰めのジャムが並べられている写真

震災から5年目、国の掲げる“集中復興期間”は今年が最終年度です。
公的支援・助成金の多くが終了し、被災地の組織・企業は今後ますますの自立が求められます。
いま多くの事業家が模索する“長く続く事業づくり”。
第一回 みやぎ地域復興ミーティングin南三陸町は来場者からの質問の多い活発な会となりました。

  • 宮城県 みやぎ地域復興ミーティングについて
    http://www.pref.miyagi.jp/site/hukkousien/tiikihukkousiennkaigi.html
  • 宮城県 みやぎ地域復興支援事業実施事例http://www.pref.miyagi.jp/site/hukkousien/miyagitiikihukkousienjyoseikinjigyou.html
  • 宮城県 「地域コミュニティ再生支援事業」 について
    http://www.pref.miyagi.jp/site/hukkousien/komyu.html

(日比谷)

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