体育館の室内で複数の男性がフットサルをしており、ネット越しにゴールとボールが見える様子の写真

1月19日の日曜日。
歌津中学校体育館からシューズの音が聴こえます。
町内フットサル大会が開催中でした。

体育館の室内で複数の男性がフットサルをしており、ネット越しにゴールとボールが見える様子の写真
体育館の広いフロアで、ピンクと緑のビブスを着た選手がボールを蹴ってパスを回しているフットサルの試合中の写真

下は中学生から上は65歳がフィールドを走るなか、中心となるのは20~30代の男性たちです。
かつてのサッカー少年も今や漁師や農家。
がっちり育った身体で遠慮のないプレーを繰り広げます。

黄緑とピンクのビブスを着た選手がジャンプして競り合いながらボールを奪おうとしている瞬間の写真
ピンクのビブスを着たゴールキーパーがひざまずいてボールをキャッチしようとしているところに、黄緑のビブスを着た選手が近づいている瞬間の写真

もともと町では歌津地区を中心にサッカー人気が高く、複数のキッズチームが存在したそうです。
その第一世代も成長し、スポーツに打ち込むことも少なくなった頃。
「大人が運動するきっかけを作ろう」
2006年、南三陸町サッカー協会により初のフットサル大会が開催されました。

以来9年。
震災の年を挟み、大会は今年で第8回を迎えています。

今年の出場は9チーム。
大会事務局の小山さんは「震災前はもっと多くて、抽選で10チームに絞っていたんだよ」
と寂しがりますが、町の働き盛りがこんなに集まるだけでも滅多にないこと。
大会の人気の高さがうかがえます。

ゴール前で、緑のビブスの選手が複数でボールを追いかけ、守備と攻撃の動きがあるフットサルの試合中の写真

「練習期間1週間しか取れなかったよ」
「うちなんかチーム結成1週間だよ」
運動不足解消…できているんでしょうか
ゆるくも手加減なし、対戦の結果は?

参加者の皆さんが体育館内で整列し、参加者の前に表彰者が立って表彰を行っている様子を写した写真

優勝はチーム JOJO FC(ジェイオージェイオーエフシー)。

ットサルのメンバーらしき男女が座り込んだり立ったりして、表彰状やトロフィーを持ち笑顔でポーズをとっている集合写真

20代中心のチーム、記念撮影の笑顔が爽やかです。
強さの秘訣は女子の声援と見ました。

大会副実行委員長 橋本さんによればプレーは年々レベルアップしているそうです。
「と言ってもメインは楽しむこと。」

体育館の舞台前に参加者が集まり、並んで写っている集合写真

全力を出し切った出場者たちの満足げな様子。
お疲れ様でした!

(日比谷)

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