雪が降る屋外で、テントの下に多くの人が集まり、前方には木の板とコンテナを組み合わせた簡易ベンチが並べられているイベントの様子の写真

昨日までの暴風から一転。
今朝の南三陸は風も収まり、爽やかに晴れています。

2013年3月31日。
24回目となる福興市はベイサイドアリーナ脇駐車場にて開催されました。

久しぶりに冷え込んだこの日、昼にはぼたん雪が。
肩を濡らしながらも大勢のお客さんが笑顔を見せてくれました。

雪が降る屋外で、テントの下に多くの人が集まり、前方には木の板とコンテナを組み合わせた簡易ベンチが並べられているイベントの様子の写真

福興市に何度もご出演のサンプラザ中野くんは今回も軽装でステージを盛り上げてくださいました。
ありがとうございます、どうかお風邪を召さぬように

雪が散る中、イベント会場の舞台で赤い水玉模様のシャツを着たサンプラザ中野くんが中央でマイクを持って歌い、左右にギターを弾く男性二人が立ちライブイベントが行われている写真

そしてお昼に行われた「ネバってネバって福興巻き」。
南三陸産のめかぶと納豆を使い20メートルののり巻きを作ろうというものです。

20メートルとは、2年前に町を襲った津波の高さ。
「そんなもの巻いて食ってしまえ」と宮城、東京、横浜などから38人のお客さんが巻き手に立候補しました。

テントの下に並べられた長机の前に多くの参加者が並び、机の上にはラップに包まれたごはんが並べられていて、20メートルののり巻きを作る準備が進んでいる様子の写真

この日のために用意された20メートルの海苔が敷かれ…

ラップに包まれたごはんが長いテーブルに並べられ、その横にはくるまれた海苔が敷かれていて、子どもが海苔に顔を近づけてみている様子の写真

町内産ひとめぼれを使ったシャリを拡げます。
「薄く拡げるの難しいなあ」「ごはん足りませーん」
巻き手の皆さん、慌てないで!

子ども二人と大人の女性がテーブルに座り、手袋をはめて海苔の上にご飯を広げながら海苔巻きづくりをしている様子の写真

そこへ具となるめかぶ納豆が一直線に引かれます。

参加者の方々が見守る中、海苔の上に広げられたごはんの上にめかぶ納豆を一直線に引いている様子の写真

めかぶは志津川湾で獲れた新鮮なもの。
納豆は入谷産の希少種ミヤギシロメ、40パック分です。

海の上に浮かぶ船の上で、昆布をもって見せている写真
ごはんの上に大粒納豆が乗った写真と、「大粒納豆」と書かれた赤いパッケージに入った大粒納豆の商品が重ねて積まれている写真

海苔の端を一斉に…くるり。

テーブルの上に広げられた長い海苔を前に、参加者の皆さんが手袋を着けて一斉に海苔を巻いている様子が写っている写真

20メートルの福興巻き作り、大成功です!

多くの人々がテントの下で並び、完成した長い海苔巻き協力して持ち上げている様子が写っている写真

「津波なんか食っちまえ!」
「おめら海の方さ向いて食え!」
「ネバネバネバーーーギブアップ!」
福興巻きは早速お客さんたちへ振舞われ、あっという間に皆さんのお腹に納まってしまいました。

テントの下で数人が並んで座り、それぞれが手に持った海苔巻きを食べている様子が写っている写真
テントの下で、参加者の皆さんが談笑しながら海苔巻きを食べている様子を写した写真
男性が海苔巻きを手に持ち、写っている写真
参加者の女性が海苔巻きを両手で持ち、笑顔で写っている写真

2011年4月から毎月欠かさず開催されてきた福興市。
次回で2周年を迎えます。
めかぶ納豆のように粘り強い町の皆さん、ご協力者の皆さん、また月末お会いしましょう!

屋外の出店で、「めかぶ納豆」パッケージ商品が多数並べられており、女性の店員が販売している様子を写した写真
南三陸ふっこう青年会のテントの下で、数人の来場者が列を作り、「南三陸産塩蔵ワカメ詰め放題1袋1000円」と書かれた手作りの看板の前で、笑顔の男性が接客している出店の様子を写した写真
屋外のテントの下で、若い女性二人が笑顔で写り、目の前の机にはビーズや道具、完成したアクセサリーが並べられている写真
屋外のテントの下で、赤い上着と茶色い帽子を着た女性が「めかぶ納豆」と書かれたパッケージを両手に持ち、カメラに向かって見せている写真

(日比谷)

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