青空の下、白いテントの出店が両側に並び、たくさんの人々が冬の屋外でにぎやかに行き交いながら買い物や交流をしている福興市のイベントの様子を写した写真

震災後わずか1ヶ月半で起ちあがった「福興市」。

それから2年以上も毎月欠かさず開かれてきた、被災地では他にないイベントです。

青空の下、白いテントの出店が両側に並び、たくさんの人々が冬の屋外でにぎやかに行き交いながら買い物や交流をしている福興市のイベントの様子を写した写真
冬の屋外イベント会場で来場者の家族や子どもたちがテント下に設置された机の前で温かい食べ物を食べたり、団子を食べたり、飲食を楽しんでいる様子の写真
屋外の会場で青いジャンパーを着た二人の中年男性がカメラに向かって笑顔を見せて写っている写真
屋外に設置された長いテーブルの前に多くの参加者が横一列に並び、長い巻きずし作りを楽しんでいる様子を写した写真

メディアに取り上げられることも多くいまや全国に知られるようになった福興市。
運営側から見る「福興市の役割」とは?
南三陸町観光協会 福興市事務局に訊いてみました。

福興市は「町のシンボルイベント」であり、南三陸の商業の振興を担うものです。
仙台で2度の開催を果たしたほか、他県のイベントへもブース出店するなどその効果が現れてきています。

屋根付きのテントの下で大きな水色の容器に入ったわかめや海藻を、客が自分で袋詰めして購入している様子を写した写真
出店に「カキ焼きそば」がパック詰めして売られており、手前のテーブルに並べられた商品が見え、奥ではスタッフが鉄板で調理をしている様子を写した写真

予想外だったのは、個人作家の出店例が増えてきたことです。
 イラストやアクセサリー・衣類など、町内出身のデザイナーさんが参加してくれています。
若い事業家が町を応援し、またこちらからも応援できるという嬉しい関係ができつつあります。

屋外のテントに「moco made」の看板が掲げられ、チャイを販売している二人の女性が笑顔でドリップポットを手にし写っている写真

アーティストの支援もたくさんいただいてきました。
ステージへの出演の他、町内の子どもたちへ演奏指導に来てくださる方もいます。

屋外のステージ前で数人の若者がダンスパフォーマンスを披露しており、観客がステージ前に並んでダンスを見ている様子を写した写真
ステージ上で三味線のような楽器を演奏するグループと、その横に立つ子どもたちの合唱隊が並び、観客が見守る中で和やかに演奏が行われている様子を写した写真

またボランティアさん達には立ち上げの頃からずっと助けていただいています。
普段はビジネスマンだったりする方々が毎回駆けつけてくださいます。
イベント当日のスタッフとしてだけではなく運営・経営について相談させてもらうなど、心強い限りです。

オレンジ色のジャンパーを着た女性が笑顔でピースサインをして写っている写真
屋外のイベント会場で、ピンクのジャケットを着た男性が「ワカメ汁試食」と書いた段ポールの看板を持ち、試食用のカップを手にしている写真

この6月は初めて福興市の開催がお休みとなり7月27日(土曜日)、次回「夏祭り福興市」が予定されています。
2ヶ月ぶりの福興市を楽しみにしていてください。
夜には花火大会もありますよ!

お話ありがとうございました。
開催が続くことでご縁も強くなっている「福興市」。
今後も盛り上がりましょう!
↓↓↓福興市最新情報は下記リンクから↓↓↓

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ