広場の斜面に設置された白いテントの下に多くの人が集まり、屋台やイベントを楽しんでおり、子どもたちが地面で何かを探している様子の写真

 豊かな里山に囲まれた入谷地区。
ひころの里にて恒例となっている秋まつりが開催されました。

広場の斜面に設置された白いテントの下に多くの人が集まり、屋台やイベントを楽しんでおり、子どもたちが地面で何かを探している様子の写真

行政区ごとに異なる出店。地場産品を使った郷土料理の数々が並びます。
「昨日は夜中までみんなで仕込んだのよ〜。」と話す出店者のみなさん。

白い使い捨て容器に盛られた、かまぼこと天かす、ねぎがのった温かいそばを手で持っている写真

大人気の手打ちそばには行列が。
ふわっと漂う新そばの香りに秋の訪れを実感。
ツルッとしたのどごし、風味のよさに舌鼓をうちます。

毎年恒例の子どもたちによる打囃子の発表は天候不良のため中止となってしまいましたが、地元のみなさんによるカントリーダンスやビン踊りといった舞踊に会場が湧きます。

「EVERYTHING WILL BE ALL RIGHT」と書かれた服を着た女性がカウボーイハットをかぶり、他の人たちと一緒に踊っている写真
白い頭巾と衣装を着た人々が赤い飾りのついた丸い道具を手に踊っており、後ろの舞台では演奏者が和太鼓をたたいている写真

さらには入谷公民館で練習を行なっている「南三陸ダンススクール」の発表も。

白いTシャツと黒い帽子をかぶった子どもたちが屋外のステージ前で元気にダンスを踊っており、後ろには見物している人々がいる写真

朝から降っていた小雨もやんで、会場は大盛況。
駐車場には他県ナンバーの車や観光バスの姿も見受けられました。

各売店をまわってスタンプを集めるスタンプラリーも、先着150名にプレゼントされるボックスティッシュが即終了となるほどの盛況ぶりです。
スタンプラリー担当者からは、「ここ数年でだんだんと人が増えていますね。」との声も。

ピンク色の袋の上に置かれた紙には「ひころの里秋まつり2015 スタンプラリー」と書かれ、5つのスタンプが押されている写真

恒例の餅まきでは老若男女が手を広げ、笑顔満開。

屋外ステージの上から男性たちが景品の入った小袋を観客に向けて投げており、観客たちが手を伸ばしてそれを受け取ろうとしている写真

食、歌、踊———。
入谷地区に受け継がれる豊かな文化が一同に集うお祭り。
それは、地域に愛され、地域の輪を育み、さらに他の地域との交流の場でもある、貴重な秋の一日なのでした。

(浅野)

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