展示パネルなどが並ぶ室内の福祉イベント会場で、首に「健康してますか?」と書かれたたすきをかけた大きな黄色い虎のキャラクターが、片手にバルーンアートを持ち立っている写真

2016年10月2日、ベイサイドアリーナにて本年も福祉まつりが盛大に行われました!「手と手をつなぐ福祉の輪」をテーマに、南三陸近郊の約30団体が集結!写真で振り返ります!

「南三陸町 福祉まつり」と大きく書かれた立て看板が置かれたベイサイドアリーナの入口前の写真

晴天!ドドンと華やかなオープニング

現代的なガラス張りの大きな建物の前に、様々な年代の人々が集まり、イベントの開始を待っている様子を晴天の下で撮影した写真

オープン前からこの人だかり!積み重ねてきた話題性が伺えますね!

建物の入口前で黒い衣装を着た子どもから大人までの和太鼓グループ全員がバチを持った腕を前にさしながら力強く演奏している写真

今年度も地元・大森創作太鼓で幕開け!晴天に、迫力ある音が抜けていく

建物の前で椅子に座った二人の来賓と、スーツ姿で胸章リボンをつけマイクを持って話している副町長が立ち、開会式でのスピーチの様子を映した式典の写真

来賓を代表して、最知明広副町長よりご挨拶「福祉まつりは福祉のソフト機能を育てるもの。一緒になって安心できる町を目指したい」

セレモニーの締めくくりはもちろん…アレです!

階段の上からスーツ姿の副町長が笑顔で透明ケースの中の品物を手にし、下に集まった大勢の観客に向かって配ろうとしている場面を上から捉えた餅まき準備の写真

出ました!南三陸名物!餅まき!副町長を始めとするご来賓の面々がまきます!

同じ階段の上から、来賓者やスーツ姿の副町長が片手を高く上げて群衆に餅を投げており、多くの人が手を伸ばしてそれを受け取ろうとしている賑やかな餅まきの写真

そーれもちが舞う!

ワークショップ!おもちゃの図書館!ステージ!賑わう会場内

「クッキーは先着300名様」と「受付」と書かれた紙が貼られ、黄色と白の袋が置かれたテーブルに2人の女子生徒と4人の女性が並び、それぞれ透明の袋に入ったクッキーを持ち笑顔で記念撮影をしている写真

入り口では地元のキレイどころがお出迎え!志津川中学校からのボランティアも大活躍!

体育館のような広い屋内会場に色とりどりの風船が飾られた中、来場者が各ブースを訪れてイベントを楽しんでいる様子の写真

オープン直後の会場内 ブースの周りに人だかりが…

壁一面に貼られた活動紹介のポスターや掲示物の前で、説明を聞いたり交流したりしている来場者たちの写真

各団体の活動紹介 町の福祉の情報やネットワークがよく分かります

「私はお酒が強い?弱い?」「今のストレスはどのくらい?」などの手書きの吹き出しが書かれたポップと、セルフチェックを促す案内が展示されたブースの写真

みやぎ心のケアセンターのブースではアルコールとストレスチェックが!

机に向かって細いカラフルな水引を使って真剣な表情で形を作っている制服姿の女子学生の写真

志津川高校手芸部のブースでは水引でいろんな形を作るワークショップを開催!

体育館の一角にブルーシートを敷き、大人たちが周囲で見守る中、たくさんの子どもたちがカラフルなおもちゃで遊び、ピンク色ののぼり旗に「おもちゃ図書館」と書かれているプレイスペースの様子を撮影した子ども向け遊びコーナーの写真

おもちゃいっぱーい!子どもたちがのびのーび楽しむ場に

テーブルに並べられた手作り雑貨やお菓子を前に、7人の男女が笑顔で商品を手に取りながらアピールしている、障害のある人々が運営する福祉作業所の販売ブースの写真

のぞみ福祉作業所の物販ブース!心がこもったお洒落なグッズが並ぶ

スタッフがサポートするなかいすの疑似体験をする女性と、体育館の通路に設置された黄色の点字ブロックの上を、目隠しをして白杖を使って歩く高齢の女性が、女性スタッフと共に歩行体験をしているバリアフリー体験コーナーの写真

カリタス米川ベースの福祉体験!車椅子、視覚障害などの疑似体験

背景には花で飾られた掲示物や車いすの高齢者がおり、カラフルな文字が大きく書かれた大漁旗で作られた法被を着た二人の男性が、背中をこちらに向けて笑顔でポーズを取って並んでいる、介護施設の紹介ブース前での記念撮影の写真

歌津つつじ苑のお兄さんたちのカッコイイはっぴ!利用者さんが大漁旗から作ってくれたものなのだとか

「南三陸町福祉まつり」と書かれたステージ上で、観客席でお客さんが多数座って楽しんでいるなか、指揮者が前に立って指示を出し、お揃いの赤いTシャツを着た中高生の吹奏楽部が演奏している様子の写真

ステージも華やか!コール潮騒の美しい合唱や町内の中高吹奏楽部の合同演奏、輝き劇団などなど

体育館のバザーを行っているブースで、黄色い手提げ袋を持った参加者たちが集まり品定めをしている様子を写した写真

体育館に戻ると、おや?なにやら人だかりが…

室内で多くの高齢者たちが段ボールに入った衣類や日用品などを熱心に選びながら手に取っている様子を捉えた、福祉バザーの買い物風景の写真

南三陸町愛の手をつなぐ親の会、恒例の大人気バザーです!売り上げの半分は共同募金へ残りの半分は親の会主催のクリスマス会の開催費用になります

第3回 みんなの作品展~よってみてけらいん~ も同時開催!

展示会場で手作りの和風の飾りや人形などが並ぶブースを複数の女性が興味深そうに見て回っている様子を捉えた、手工芸品展示コーナーの写真

9月30日(金曜日)から3日間開催された同展示会の最終日でもありました。町内の仮設集会所のサークルなどで作られた力作たち

赤い紙をくしゃくしゃにして作られたオクトパス君の大きな装飾がテーブルに置かれている様子を写した、クラフト作品展示の写真

入り口には我らがオクトパス君が!かわいい〜

縦長の色紙に書かれた川柳が壁に整然と並んで掲示されている様子を写した展示作品の写真

いい味出してます、川柳

花飾りを頭に載せて目を閉じている色鮮やかな着物を着たウサギの顔をした花嫁人形と、隣には黒い和装と帽子をかぶったもう一体のウサギの人形が並んでいる様子をアップで撮影した写真

南方仮設にお住いの生出さんの花嫁人形 なんとも繊細で艶やかです

福祉まつりが果たす役割とは?

「ここに来るとみんなに会えるのよね」

会場内では、再会を喜ぶ人たちの声が多く聞かれました。福祉まつりは南三陸町社会福祉協議会が声かけ人となり、町内外の団体が実行委員会を組織して続けている民間のお祭り。

今年度の実行委員長は、カリタス米川ベースの千葉道生さん。横浜出身、お父さまが登米市米川出身だったことがご縁で宮城で活動するようになりました。

建物の屋外に設置された「77銀行」のATMの前に太鼓が並び、後方にお揃いの黒い衣装を着た子どもたちとそれを見守る大人たちが整列している傍で、黒い服を着た男性がマイクを持って挨拶を行っている様子の写真

オープニングで挨拶をする実行委員長

「日常のコミュニティ、人と人とのつながりがどれだけ大事だったかを被災した私たちはよく知っています。 災害時の基盤作りでもありますね。こうして顔を合わせていくうちに事業所間の連携が生まれてきてもいて、私たちもボランティアを他の団体に紹介することも増えました。何もなくてもこうして年一回、顔を見れることが、助け合うきっかけになるし、安心できる。同じような志を持つ仲間がたくさんいることはそれだけで自信になるし、そこに町民の皆さんもたくさん来て、まちづくりにつながっていく。これから世界中で必要になってくる取り組みだと思います」

ピンクと白色の鉢植えの花が並んでいる舞台の上で、中央のマイクを囲んで並べた椅子に4人の女性が座り台本を読みながら寸劇を行っている様子の写真

実行委員長イチオシ!認知症寸劇の輝き劇団!自分たちで認知症を面白おかしく表現して身近にしていこうと試みている

親子で福祉まつりに来ていた佐藤さんは「子どもと一緒に楽しめるお祭り、目も届くし親子で来やすい。福祉と言うと高齢者が一番に思い浮かぶかもしれないが、もっと広くいろんな人に知ってもらうべきだと思う」と話していました。

他の子どもたちも遊んでいる体育館の中で、カラフルな知育玩具が置かれたテーブルを挟んで2人の子供が遊びながら笑顔を見せている様子の写真

その場にいた子どもたちと一緒に、想い想いに遊ぶ佐藤さんのお子さんたち

エンディングはみんなで踊る!おすばでサンバ!

景品争奪大ゲーム大会を経て、最後は出店者もお客さんもみんなでホールに集まって…

「南三陸町福祉まつり」と書かれた横断幕が掲げられたステージ上で、後ろには黒い制服を着た女子学生たちや女性が間隔をあけて立ち、中央に黄色のボンボンを両手で持ち踊っている女性と、両隣の黄色いトラの被り物と緑色のカエルの被り物をかぶった2人が手を広げて横を向き踊っている写真

おすばでサンバ!山内淳子さんがセンターで指導します!この日一番の一体感!

今年も大盛況のうちに幕を閉じました。総来場者は約450人。毎年続けることにコミュニティが広がっていく福祉まつりに、来年度も期待大です!

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