壁に「第10回 子どもたちの郷土芸能発表会」と書かれた案内ポスターが貼られており、奥の廊下には展示された写真や和太鼓が置かれている様子を写した写真

夜の雨が明け、今朝は晴れながらもしっとりした空気が流れています。
こんな日はドライブに出かけたいですね~。

さて12月8日、日曜日。
今年もベイサイドアリーナにて「子どもたちの郷土芸能発表会」が開かれました。
(去年の模様はこちら)

壁に「第10回 子どもたちの郷土芸能発表会」と書かれた案内ポスターが貼られており、奥の廊下には展示された写真や和太鼓が置かれている様子を写した写真

行山流水戸辺鹿子躍(ぎょうざんりゅう みとべししおどり)

赤い背景の舞台上で、黒い装束と鹿角を模した長い白い竹飾り(ササラ)を背負った踊り手たちが太鼓を叩きながら並び、一人の踊り手が大きく身体を反らせて跳躍している、行山流水戸辺鹿子躍の写真
緑色の背景の舞台に、顔を白布で覆い、鹿角を模した長い白い竹飾り(ササラ)を背負い、黒頭巾と派手な柄の袴、腰太鼓を身に着けた八人の踊り手がが横一列に整列して並んでいる様子の写真

入谷打囃子(いりやうちばやし)

緑の背景の舞台上に大勢の子どもたちが並び前列は太鼓、後列は笛を演奏しており、その前で獅子頭をかぶった演者と、色鮮やかな衣装に菅笠を被った踊り手たちが、舞台いっぱいに広がって踊っている、子どもによる郷土芸能発表の写真
赤い背景の舞台で、緑色の布を被った大きな獅子頭を持つ演者と、笠に花飾りをつけたカラフルな衣装の踊り手が向かい合い、激しい動きで舞いながら演じており、背後には揃いの法被姿で太鼓と笛を演奏する子どもたちが並んでいる、子どもたちによる獅子舞と踊りの写真

戸倉小心輪海(とぐらしょう しんわかい)

赤い背景の舞台上で、揃いの法被のような衣装を着た生徒たちが手を高く上げたりジャンプしたりしながら、元気よく一斉に踊っているよさこいの踊りを披露している様子の写真
緑の照明が当たるステージ上で、揃いの黒と白の縞模様の法被を身に着けた生徒たちが、腕を大きく動かしてよさこいの踊りを披露している写真

長清水鳥囃子(ながしずとりばやし)

緑色の照明が当たる舞台上で、青い法被を着た子どもたちが和太鼓や笛を演奏しており、右側では緑の模様がついた大きな獅子舞が左右に動きながら演技をしている演目の様子の写真
獅子舞が高い位置から「戸倉っ子魂」と書かれた垂れ幕を掲げており、両脇では黒い服を着た二人の人物が、獅子舞を紹介する振り付けで両手を広げている演出の一場面を写した写真

大森創作太鼓旭ヶ浦(おおもりそうさくだいこ あさひがうら)

赤い照明の下、大型の和太鼓を中心に黒い衣装の奏者たちが一糸乱れぬ構えで太鼓を打つ姿が広角で捉えられた力強い演奏中の写真
ステージ手前から見上げる角度で、黒い衣装とはちまきを身につけた太鼓奏者たちが真剣な表情で小太鼓を打っている迫力ある演奏中の写真

三陸地方では古くから多彩な民俗芸能が伝えられてきました。
その数は南三陸町内だけでも15以上と言われています。
これらを子どもたちに継承するため学校の授業への取り入れ、地域行事での披露などの取り組みが続けられています。

「津波によって多くのものが流されても身体の中には流されずに残ったものがあります。
 皆さんにはそれを繋げていってもらいたい。」
(南三陸町伝統芸能復興実行委員会 村岡会長)

観客席ではちまきを付けた出演者と思われる子どもたちや保護者たちがくつろいでいる様子を写した写真

大丈夫。
町の文化はしっかりと受け継がれています。

(日比谷)

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