体育館に設置されたパイプ椅子に多くの卒業生が座り、卒業式と書かれた横断幕と、国旗と校旗が飾られたステージの壇上を見つめている卒業式の様子を写した写真

2014年3月1日。宮城県志津川高等学校 卒業式が行なわれました。

紅白幕が側面に飾られた天井が高く明るい体育館で、手前の席に座っていた制服姿の卒業生が、前方の先生と向かい合って立っている式典の様子の写真
白幕や旗が飾られたステージ上で、壇上の演台に立つ先生に向かって、深くお辞儀をする生徒代表の姿が写された厳かな式典の写真

宮城県志津川高等学校(愛称「志高」)は町に1つの高等学校です。中学校は町内に3校あり、その卒業生の多くが進学先としてこちらの学校を選びます。

ベージュと白を基調に水色の手すりがある校舎の前に、赤白の幕で飾られた入口と雪が残る整備された庭が写された学校の外観の写真

今年の3年生たちが入学してきたのは2011年。予定より半月遅れの入学式は電力も回復しない中、支援物資の積まれた体育館で行われたそうです。

それから3年間、激動の高校生活を過ごしてきた彼らですが口にするのは人々への感謝の言葉、そして新たな決意の言葉です。

「自分で決めた道を歩みその先の景色を見に行きます。長い時間がかかるかもしれませんが必ずその景色をお見せすると誓います。」(卒業生答辞より)

草原と丘が広がる風景の中に、建物が点在し、遠くに山々がそびえる広大な自然の写真

情報ビジネス科・普通科 計131名。その鍛えられた翼は、大きく強く伸びています。

「卒業式」と書かれた横断幕と校旗、壇上の演台や花が飾られたステージ下で、両側に座る生徒たちの間の通路を制服姿の卒業生が通路を歩いている、厳かな式典の写真

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