トンネルの坑口のそばに男性が立っており、巨大な岩盤になっている掘削直前のトンネル入口の写真

土曜日に梅雨明けが発表されましたが本日はまだ曇り空。
本格的な夏のスタートは、明後日からのようです。

先週7月31日(水曜日)。同じく曇り空の中、三陸沿岸道路「南三陸道路」の志津川第一トンネル安全祈願祭が執り行われました。

トンネルの坑口のそばに男性が立っており、巨大な岩盤になっている掘削直前のトンネル入口の写真
森林の中を切り開いて造成された道路予定地に、複数の重機が並んで待機している工事現場を写した写真

南三陸道路は、志津川字小森(志津川インターチェンジ)から歌津字白山(歌津インターチェンジ)を結ぶ延長7.2キロメートルの自動車専用道路です。同区間にて、4箇所のトンネルが開通予定。
今回の志津川第一トンネルは、全長451メートル、幅13.5メートル、高さ8.5メートルと最大の長さです。

清水トンネル入口前に設置された白いテントに「国道45号南三陸道路清水トンネル工事 安全祈願祭式場」と書かれた立て看板が立っており、作業員や関係者が集まっている、安全祈願祭会場の写真
安全祈願祭のために設置されたテント内で、作業服姿の関係者たちが供え物の準備をしている、儀式の直前の様子の写真

町内の各関係者と、国土交通省、施工業者の方々が参加されました。

神主が祝詞を奏上する中、関係者や地域住民が一列に並んで頭を下げている、清水トンネル工事の無事を祈る神事の写真
神職がトンネル坑口の岩盤に向かって白い紙吹雪を撒き、安全を祈願する神事を行っている、安全祈願の清祓いの写真

安全祈願の儀式が終わり、佐藤仁町長からのご挨拶。

赤白の幕の前に立つ黒いスーツ姿の佐藤仁町長が、マイクを持って挨拶を行っている、安全祈願祭での来賓挨拶の写真

「この度、南三陸道路一号トンネルの安全祈願祭を迎えるにあたり、これまで大変なご尽力・ご支援をいただきました地権者の皆様からの暖かいご支援に、改めて感謝を申し上げたいと思います。
また震災以降、三陸沿岸道路の整備促進には関係各所に大変なるご尽力をいただき、現在も急ピッチで工事が進んでいます。
志津川市街地復興事業の着工式を先週終えましたので、これから事業が本格化していきます。
嵩上げや堤防、防潮堤の工事など様々な工事が集中してくる状況の中で、この南三陸道路がいち早く開通することで、町内の渋滞問題などについて解消されていくことが考えられます。
最後に、こうして本日の安全祈願祭を迎えられましたこと、皆様方と共に喜び合いたいと思います。」

造成中の道路の先に仮設住宅や車が並ぶ市街地が広がり、復興が進む町の様子を高台から見下ろしている、南三陸町の復興風景の写真

現場から西の方角を振り向くと、さんさん商店街。
開通工事の完了は今年度末の予定です
(安藤)

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