体育館の舞台前で、正装をした小学校の新入生とその保護者、教職員の方々が数列に分かれて並び、国旗と校章の垂れ幕の下で記念撮影を行っている入学式の写真

昨日に続いて入学式の話題です。4月9日、歌津地区の伊里前(いさとまえ)小学校にて2つの入学式が行われました。

体育館に揃ったのは町立伊里前小学校の新入生12名。3月まで同じ保育所に通っていた子が多いとのこと。
「こいつふざけてるー」、「あはは、ふざけてないってば」仲良しに囲まれ、緊張した様子もありません。

体育館の紅白幕の前で、スーツやワンピースを着た小学校の新入生たちが名札をつけて一列に並び、中にはじゃれあう児童も写っている様子の写真

もう1つの入学式は町立名足(なたり)小学校。同校は校舎の1階部分が津波の被害を受け、年内の再開を目処に復旧中。生徒さんたちは現在伊里前小学校内で授業を受けています。

この日は多目的室の会場で8名の新一年生が迎えられました。

紅白幕が掛けられた会場で、演台に立つ校長らしい人物、正装した新入生たちが小さな椅子に座り、その後方に保護者たちが並んで座っている入学式の写真

校長先生が全員の名前を覚えてくれています。みんな嬉しそうに「はい!」とお返事。

紅白幕が掛けられた会場内で、新入生の小学生が自分の席の前に立っている入学式の一コマの写真

2つの入学式はどちらも明るい空気に包まれていました。

父兄から聞かれたのは「震災で強くなった絆が子どもたちを守るんだ」という声。被災ののちの助け合いにより、地域の繋がりは一層深まっています。大人や上級生たちに見守られながら、新1年生の学校生活がスタートしました。

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