人型の彫刻が円形に配置され、それぞれが頭上で星の形を支えている復興祈願の彫像「栄光と再生の像」の写真

南三陸町、本日は快晴です。残雪がつるつるしますのでお気をつけて。

1月22日(火曜日)、復興祈願彫刻「栄光と再生の像」のお披露目式が行われました。この像はイスラエル国より寄贈され、現在南三陸町診療所前に設置されています。

日本とイスラエルの国旗が並んだ白いプレートに「栄光と再生の像」「イスラエルと日本の友好を記念し、また南三陸町の皆様へ敬を込めて」と日本語とイスラエルの言語「ヘブライ語」で文字が書かれている案内版を写した写真

佐藤町長と、駐日イスラエル大使の二シム・ベンシトリット様含む関係者にて、像の前で記念撮影。
昨年夏、イスラエルへ研修旅行をされた志津川高校の生徒さんも一緒にパチリ。

雨の中傘をさしながら復興祈願彫刻「栄光と再生の像」の前で関係者の方々が並んで記念撮影をしている写真

南三陸町とイスラエル国の交流が始まったのは震災後のことです。栗原市の佐藤市長がきっかけとなり、震災後、数週間も経たないうちに、イスラエル国の医療チームが南三陸町を訪れ、診療所を設置。現在の南三陸診療所は、彼らの施設を引き継いだ形で運営をしております。

佐藤町長から、迅速な支援に対する感謝の言葉が述べられました。

会議室の壇上で佐藤町長がスピーチをしており、背景には日本国旗と南三陸町章が掲げられ、周囲には関係者が椅子に座っている会議室の写真。

二シム・ベンシトリット駐日大使からは、「戻ってきた医療チームからは、住民の対応が素晴らしかったと聞いている。これからも南三陸町とは、人生の友人のような関係を続けていきたい」とスピーチをいただきました。

二シム・ベンシトリット駐日大使が演題でスピーチをしている様子を写した写真

そして最後に、医療チームの支援を受けて、無事一昨年の9月に出産を迎えることができた親子が、「是非挨拶をしたい」ということで訪れました。赤ちゃんはとても元気で、会場内には自然と笑顔があふれます。

会場に出産を迎えることができた親子が訪れ、関係者の女性が親子を紹介している様子を写した写真
前方に立つ子どもを抱えた女性に、関係者の男性が声をかけている様子を写した写真

「もし逆の立場になったときには、是非皆さんに助けていただきたい」という駐日大使の言葉から、国境を越えた対等な友人としての、助け合いの精神を感じました。

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