木製の門に「南三陸さんさん商店街」と書かれ、雪がまだ積もった入り口付近に人が集まっている写真

医療と地域活性をリンクさせる試み『荒砥塾』。
前回の紹介後は活動名を『南三陸町を勝手に支援し隊』と定め、都市部への出張講演などを実施。
更に多くの人を巻き込んでいます。

他地域での活動は南三陸への関心を呼び、視察ツアーが組まれるまでとなりました。
1月31日、『いりやどセミナー131』に同行させていただきました。

木製の門に「南三陸さんさん商店街」と書かれ、雪がまだ積もった入り口付近に人が集まっている写真
男女数名が集まり机で食事をしている写真

さんさん商店街に到着したのはおよそ20名。
その多くが首都圏からの参加者であり、医師・看護師・業界紙記者などの医療関係者です。

室内の前方で挨拶をしている人がたち、その前に参加者の人たちが机に座って説明を聞いている写真

「商店街も町も、皆様の息の長いご支援をいただいています。
 今回は南三陸の豊かな自然と食、人の魅力を味わっていってください。」
(雄新堂 阿部雄一さん)

手づくりの幕の前で男性が紙を持ちながら挨拶をしている写真
長机を2つくっつけて対面に男女が並んで座り食事を楽しんでいる写真

移動疲れの身体にキラキラいくら丼でエネルギーを充填した一行。
志津川市街地を回ります。

真っ白な雲の青空の中建設現場を見学している参加者の人たちの写真

中でも彼らの関心が高いのは医療の現状です。
(仮称)町立南三陸病院・ケアセンターの建設現場に入り、施設についてのレクチャーを受けました。

大きなクレーンを3基使いながら建設している施設を写した写真
室内で長机に座り説明を聞いている参加者の人たちの写真

説明は構造や建設スケジュールのほか、資金面についても触れられました。
施設は台湾からの援助を受けて建設されています。
将来は“被災地支援”の完成形の一つとして海外からの見学者を受け入れる構想があるのだそうです。

ヘルメットを着用しながら建設現場の説明を受けている参加者の人たちの写真

遠くない未来、“復興”が終わった町のあるべき姿とは?
そのヒントは今回の視察ツアーに隠れていそうです。
『いりやどセミナー131』のレポートは明日に続きます。

南三陸町を勝手に支援し隊(v.荒砥塾)facebookページ

(日比谷)

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