木造二階建てで壁に丸い時計が付いており、入口には赤い庇とコンクリート柱がある、南国風の植物が植えられた旧校舎の外観の写真

快晴、しかし風の強い南三陸。
朝には倒木で渋滞していた道もあったそうです。
飛来物や電線などにご注意くださいね。
では本日の「南三陸なう」をお送りします。

「静かに本でも読みたいなあ。」
「ちょっと変わったお勧め本、ない?」

今日はそんな方にぴったりの話題。
入谷地区のさんさん館で、私的研究本展示『みなみさんりくブックス@Book!Book!Sendai2015』が始まっています。

木造二階建てで壁に丸い時計が付いており、入口には赤い庇とコンクリート柱がある、南国風の植物が植えられた旧校舎の外観の写真
中央に円柱の大きな柱が設置された室内に木製の机と椅子が並び、本棚が壁際に整然と並んでいる懐かしい雰囲気の教室を使った図書室の写真

そもそものきっかけは『第二のふるさとカフェ』。
町の本好きたちが意気投合し、「本を楽しめる場を作ろう!」と『みなみさんりくブックス』プロジェクト起ち上げました。
今回はその活動の中で、仙台発の本のイベント『Book!Book!Sendai2015』に参加。
県内41会場のうちの1つとして本の展示を行うことになったそうです。

「天の梯」や「ちびくろサンボ」など数冊の本がテーマに沿って机の上に立てて並べられ、紹介文とともに展示されている特集コーナーの写真
背景には本棚と窓が見える図書室の机の上に複数の本が並んでいるコーナーの写真

小さい机に並ぶのは、5種のテーマで選ばれた本たち。
(テーマは…1.艶笑話2.おすそ分けの危機3.自分の時間4.海の森、海の砂漠5.バター)
本は全て私物、添えられたコメントもすべて手書きという、まさに“私的”研究本。
溢れる研究心が机の中まで埋めてしまっています。

木製の古い机の上に一枚のメモと本が置かれ、引き出しの中には複数の本が収納されている、手作り感のある本の展示風景の写真

気になった本は自由に手に取ることができます。
研究本の貸し出しは不可ですが、教室の後ろの本棚には貸し出しOKの本がたくさん収められています。
これらは地元の人々の持ち寄りによる“私的”図書館。
貸出ノートには2001年の日付がありました。

ガラス扉の書棚に古書や文学作品がぎっしりと詰まっており、手前には青い表紙のノートが立てかけられている書架の写真

 (マナーを守ってご利用くださいね。)

会場は明るくて静かで、まるで放課後の図書室にいるようでした。
約3週間の開催中、土曜日、日曜日はスタッフの方が常駐(予定)しており本にまつわるイベントも企画されているとのこと。
ちょっと寄っただけのつもりが帰りたくなくなるくらいハマってしまうかもしれません。
ご注意ください。

木の床の廊下に「図書室」と書かれた吊り看板があり、壁には子どもたちの作品らしき絵が飾られた、静かで温かみのある旧校舎の廊下の写真

みなみさんりくブックス

  • 場所:南三陸町入谷林際 校舎の宿さんさん館 研修室
  • 開催期間:2015年6月6日(土曜日)~6月28日(日曜日)
  • 開館時間:11時~15時
  • 入場無料
  • サイト 下記リンクをご覧ください
  • 運営の方よりコメント:
    ご来場の際は是非、記名帳に本の感想なども書き残していただけると嬉しいです。

第二のふるさとカフェin南三陸 × みなみさんりくブックス
 ~ヒトが集う地方、リノベから見えてきた新しい価値のこと~

  • 日時:6月20日(土曜日)19時~21時
  • 参加費:1500円(軽食付)
  • facebook https://www.facebook.com/events/1150002675013502/

(日比谷)

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