「みんなのまちづくりゲーム」と書かれたボードゲームの用紙の上に、緑、黄色、青、赤、白ののカラーチップやカードなどが置かれている写真

1月も下旬に入り、町もすっかりお正月モードから日常に戻りましたね。
町の完全復興に向けて、今年もますますまちづくりが進んで行くことでしょう。
以前の記事で、そんなまちづくりを疑似体験できる『みんなのまちづくりゲーム』をご紹介しました。

「みんなのまちづくりゲーム」と書かれたボードゲームの用紙の上に、緑、黄色、青、赤、白ののカラーチップやカードなどが置かれている写真
テーブルの上に、「海」と書かれた紙製の三角すい、複数の紙幣風カードが並び、その後ろに「まちづくりゲーム」の用紙などが置かれている写真

当時はまだ開発中(原案:NPO法人キッズドア/株式会社アミタ持続可能経済研究所)でしたが、12月初旬に南三陸ラーニングセンターより一般発売され、町のみなさんへお披露目する体験会が開催されました。

室内に並んだ3つのテーブルに、5人ほどのグループに分かれた参加者たちが座り、ゲームに取り組んでいる様子の写真

『みんなのまちづくりゲーム』、通称「みんまち」は、「森」「里」「街」「海」「役場」そして「都市」に分担された各プレイヤーがエネルギーや金銭のやりとりをおこない、それぞれの関わり合いを知ることで、資源の循環や地域経済を考えることができるボードゲームです。
この日の体験会には職種もさまざま、しかしまちづくりに熱心な町民およそ20人が参加し、6人1組の町が3つできました。
各々のチームは活発な話し合いのもとまちづくりを進めて行き、ゲーム内で5年が経過したところで終了。
森里海などの「ブランド力」や、所持金・交流人口・定住人口などの結果で、完成した町を評価していきます。

参加者の男性が、テーブルの上に並べられた紙幣風のカードを手に取り、ゲームに取り組んでいる様子の写真
5人の参加者がみんなのまちづくりゲームの用紙を広げたテーブルを囲み、ゲームをしており、傍に立ったスーツ姿の男性がゲームをのぞき込んでいる様子の写真

「発電所を建てようか」「もっと交流人口を増やしたいね」
「ごみ処理はどうしようか」「議会を開催しよう」
など、それぞれの町の方針はもちろん、発生したイベントによっても大きく町の姿が変わるこのゲーム。
3つの町もそれぞれ個性豊かな町となっていました。
「どれが良い町・悪い町」ではなく、なぜそんな町になったか、どうすればよかったか、その過程を考えることができるのが大きな特徴です。
南三陸研修センターでは、学生や企業の研修旅行で来町される方々へのプログラム提供の他、ゲーム一式をキットとして一般向けにも販売しています。
ご家庭やグループで、あるいは職場内で、まちづくりのことを考える良いきっかけになるかもしれません。
商品情報
『みんなのまちづくりゲーム』

  • 1セット:6,480円(税込)
  • 4セット:25,000円(税込)

制作・販売元:一般社団法人南三陸研修センター
(藤田)

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