紫色の座席が並ぶ室内のホールで、多くの人が座ったり立ち歩いたりしながら開演前の準備や会話をしている様子が見られる写真

世界の女性リーダーが集い、災害や防災についての学びを共有する「国際地域女性アカデミーin Tohoku」(以下アカデミー)。
3月12日にはベイサイドアリーナにてオープンフォーラムを開催、地元の女性を中心とした約150名を前にその成果を発表しました。

紫色の座席が並ぶ室内のホールで、多くの人が座ったり立ち歩いたりしながら開演前の準備や会話をしている様子が見られる写真
ステージの背景には「国際地域女性アカデミー in Tohoku オープンフォーラム」と書かれた横断幕が掲げられ、その下には絵や文字が描かれた紙がいくつか吊るされ、ステージ上で講演をしている人物とそれを聴いている観客の様子を写した写真

アカデミーにとって、今回のオープンフォーラムはこの3日間の結びとなる場。
そして14日より開催の国連防災世界会議へ向けての決意表明の場でもあります。

「女性は弱者を守る目線を持っています。
災害リスクを避け、被害者を最小限にとどめるためにも女性が意思決定の場に入っていかなければ。」

「女性が自らの経験談を伝えられる場づくりが必要です。」

「これからのアクションに必要なことについて、世界の女性との対話からヒントを得ることができました。」

世界10カ国と東北被災3県から参加した女性たち。
暮らす場所や肩書は違っても、その意思は同じです。

ステージ上に6人の人物が立っており、左側には演台があり背景には、絵や文字が描かれた3枚の垂れ幕が掛けられている写真
白い壁と照明のある講堂の内部で、多くの人々が紫色の椅子に座っている様子を写した写真

「もちろん違う視野・視点から物事を見ると思うんですけど、まずその同じ目標を持てた仲間に感謝して、出会いに感謝したらマイナスな意見とは捉えられなくなるんじゃないかなって思います。」(安藤美姫さん)

フィギュアスケーター・安藤美姫さんと今回事務局であるNPO法人ウィメンズアイ代表理事 石本めぐみさんとのトークセッションでは勇気を持って声を上げることの大切さが語られました。

椅子に座った安藤美姫さんがマイクを持ち、隣の女性とトークセッションをしている舞台を写した写真

フォーラム終盤、場内全員に投げられた課題が『わたしコミット』です。

「災害時に自分・家族・地域を守るために今自分がやること・できることを書いてください。」

女性が「未来を育て未来につなぐ」という文字が書かれた紙を持っている写真
外国の女性2名が『わたしコミット』の用紙を持って舞台に上がっている写真
3名の男子学生の一番左の人がマイクを持ち、中央の学生がたくさんの用紙を持ちながら3人で覗き込んでいる写真

「災害リスクの削減のため、そして女性のエンパワーメントのための活動をします。」
「震災の当事者である自分たちが、風化しないように語り継いでいく。」

町の中学生も世界からの参加者も、それぞれが自身の決意を書きだしました。

外国の方や学生、いろいろな人が集まって記念撮影をしている写真

人々のメッセージを携え、アカデミー一行は仙台へ発ちます。
3月14日から5日間に渡って開催される第3回 国連防災世界会議。
女性たちの声が世界へ響きます。

紫色の椅子に座ったたくさんの参加者が胸元に紙を置いてみんなで記念撮影をしている写真

国際地域女性アカデミーin Tohoku 実行委員会
電話 070-2663-4092

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