
世界の女性リーダーが集い、災害や防災についての学びを共有する「国際地域女性アカデミーin Tohoku」(以下アカデミー)。
3月12日にはベイサイドアリーナにてオープンフォーラムを開催、地元の女性を中心とした約150名を前にその成果を発表しました。


アカデミーにとって、今回のオープンフォーラムはこの3日間の結びとなる場。
そして14日より開催の国連防災世界会議へ向けての決意表明の場でもあります。
「女性は弱者を守る目線を持っています。
災害リスクを避け、被害者を最小限にとどめるためにも女性が意思決定の場に入っていかなければ。」
「女性が自らの経験談を伝えられる場づくりが必要です。」
「これからのアクションに必要なことについて、世界の女性との対話からヒントを得ることができました。」
世界10カ国と東北被災3県から参加した女性たち。
暮らす場所や肩書は違っても、その意思は同じです。


「もちろん違う視野・視点から物事を見ると思うんですけど、まずその同じ目標を持てた仲間に感謝して、出会いに感謝したらマイナスな意見とは捉えられなくなるんじゃないかなって思います。」(安藤美姫さん)
フィギュアスケーター・安藤美姫さんと今回事務局であるNPO法人ウィメンズアイ代表理事 石本めぐみさんとのトークセッションでは勇気を持って声を上げることの大切さが語られました。

フォーラム終盤、場内全員に投げられた課題が『わたしコミット』です。
「災害時に自分・家族・地域を守るために今自分がやること・できることを書いてください。」



「災害リスクの削減のため、そして女性のエンパワーメントのための活動をします。」
「震災の当事者である自分たちが、風化しないように語り継いでいく。」
町の中学生も世界からの参加者も、それぞれが自身の決意を書きだしました。

人々のメッセージを携え、アカデミー一行は仙台へ発ちます。
3月14日から5日間に渡って開催される第3回 国連防災世界会議。
女性たちの声が世界へ響きます。

国際地域女性アカデミーin Tohoku 実行委員会
電話 070-2663-4092
