舞台の上で右手を上にあげ太鼓の演奏をしている人達を写した写真

3月15日。
『南三陸町ボランティア感謝のつどい』は大森創作太鼓の響きで幕を開けました。

舞台の上で右手を上にあげ太鼓の演奏をしている人達を写した写真
広い体育館内で観客の人たちがパイプ椅子に座っている会場内を写した写真

「みなさん、お帰りなさい。」

大きなモニターに佐藤市長の顔が映し出されている会場内の写真

およそ1,100人の招待客に向かい、佐藤町長が声を掛けます。
町総合体育館を埋め尽くす人数ですが、これでも今までの“助っ人”たちのうち、ごく一部なのです。

会場全体を少し高いところから全体を写した写真

震災から4年、傷ついた町は差しのべられた無数の手の力を借りながら立ち上がってきました。
これまで南三陸町災害ボランティアセンターを通して活動された方の数は14万3,000人を超えるそうです。

ありがとう!そして共に未来へ!と書かれた旗の写真
お揃いの黄色のジャンバーを着たスタッフの方12名がスーツ姿の男性を中心に記念撮影をしている写真

町の復興の節目に開かれた、今回の『感謝のつどい』。
この日のために世界中へ1万2,000通の招待状が発送され、300名の町民スタッフが集まりました。

当日は町内のよさこいチームやコーラス隊、歌手で南三陸町復興応援大使のまきのめぐみさんらも駆けつけ恩人たちへ精一杯の感謝を伝えました。

大きなモニターに男性が映っている写真
大きなモニターにマイクを持った女性が映っている写真
太鼓を並べた舞台の上でお揃いの衣装を着た人たちが両手を上にあげ踊っている写真
左側に大きなモニターがあり中央の花道に2名の人が立ち、両側にたくさんの人達が椅子に座り舞台に照明があたっている会場の全体を後方から写した写真

セレモニーを終え、ベイサイドアリーナを出た人々をおにぎりや温かい汁物が迎え入れます。
ブースにもたくさんの感謝の言葉が並んでいます。
日差しがあふれ、あちこちから再会を喜ぶ声が聴こえてきます。
4年前には想像もできなかった光景です。

大きな鍋で汁物をついでいる写真
外に出た人たちに1列に並んでテントの前で汁物を配っている人達の写真
汁物を配るスタッフの後方から受け取る女性を写した写真
紙コップに汁ものを入れた男性が手渡ししている様子を写した写真
白い法被姿の男性が目の前の男性に汁物を手渡ししている写真
紙コップの汁物を食べ終わった男性2名が笑顔で写っている写真
テントに「ありがとうございます」の文字が書かれ、スタッフの人が集まっている様子を写した写真
男女のスタッフが商品を手に持ち笑顔で記念撮影をしている写真
青いジャンバー姿の女性が商品をテーブルに置いて目の前のスタッフの人と会話している写真

『南三陸町災害ボランティアセンター』は災害復旧の役目を終え、規模を縮小し、4月より『南三陸町ボランティアセンター』と名称を変えて再始動します。
馴染み深い大テントは今月中に解体される予定です。

また、ボランティアセンター・観光協会・南三陸町の連携組織『南三陸応援団』を設立。
今後も町を訪れ、助けてくださる方々へ町の魅力でお返しをするプロジェクトが始まるそうです。

未曾有の大災害が生み出した繋がりはこんなにも大きく、強く育ちました。
皆様とまたお会いできる日を楽しみにしています。

たくさんのテントが並び、その周りにたくさんの参加者の人たちが歩いている会場を写した写真

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ