屋外のイベント会場で、青い法被を着た女性スタッフたちが笑顔で来場者と接客しており、にぎやかで温かい雰囲気の交流が行われている様子の写真

「復興グルメF-1大会」とは岩手、宮城、福島から仮設商店街などが出場し、オリジナル料理を競う場です。
今年1月の初開催ののち気仙沼、石巻での開催を経て第4回となる先日、ついに南三陸へやってきました!

10月20日、さんさん商店街横特設会場。ずらりと並んだ飲食ブース。来場のお客様たちは1品300円のメニューを食べ比べ気に入った1つに投票するのですが…

テントの下にたくさんのテーブルと椅子が並べられ、訪れた人々が食事や会話を楽しみながら思い思いに過ごしている様子を写した写真

「全部食べ比べるなんて無理~」との声が上がります。それもそのはず、今回の出場チームは14。過去最多です。

白い容器のどんぶりに温泉卵、甘辛く煮た牛肉、紅しょうが、ねぎがのったご飯を写した写真
「浜復興バーガー300円」と書かれた手作りの看板が掲げられ、七の市商店街の法被を着た女性が笑顔でバーガーを販売している様子の写真
女性が大きな白い紙に包まれた千切りキャベツ入りの揚げ物バーガーを両手で持って見せている写真

われらが南三陸町からはさんさん商店街が出場。4大会連続、さんさんタコカレーで勝負をかけます。

白い容器に盛られたさんさんタコカレーがテーブルに置かれ、その奥に「第4回 復興グルメF-1大会」と書かれたカラフルなチラシが置かれている写真

南三陸さんさんタコカレー データ

  • ライス:南三陸産ひとめぼれ
  • カレー:中辛、デミグラスソース風、具なし
  • タコ:志津川タコの特に柔らかい頭の部分を30グラム使用、1枚カツにしてトッピング
  • メニュー開発:創菜旬魚はしもと

「おいしい!辛いけど食べちゃう」、「タコカツがさくさくしてますね」お客様の評判も上々。

灰色のパーカーを着た小さな男の子がテーブルに座ってさんさんタコカレーをスプーンで食べながら、指についたルーをなめて満足げな表情をしている様子の写真
野外のテントの下で、数名の男性が白い容器の料理を手に黙々と食べている様子の写真

投票総数約2000票となった第4回大会、その結果は…?

栄えある1位を獲得したのは、かしま福幸商店街 TEAM南相馬出品の「りゅうぐう蛸焼」でした。
「皆さまに温かい目で見守っていただいたおかげです。この優勝は自分たちにとっても希望と自信につながります。」おめでとうございます!

トラックの荷台の前で、黒いTシャツを着た男性が青いエプロンの人から表彰を受けており、周囲では他の参加者たちが見守る中で、表彰状のようなものを手渡している授賞式の様子の写真

そしてさんさんタコカレーは14チーム中2位を受賞。惜しいけれども大健闘です。

トラックの荷台の前で青い作業着を着た女性たちが笑顔で箱や紙袋に詰まった物資を抱えて喜んでいる様子を写した写真

志津川福興名店街運営組合 三浦さんからコメントをいただきました。
「第1回から出場させていただき、回を重ねるごとに友人が増えてきたことが嬉しいですね。今回は地の利を使った様々な裏工作も叶わず優勝を逃してしまいました。新メニューを開発し、次こそ優勝を目指します!」

被災地間の交流が生まれ、互いが切磋琢磨する「復興グルメF-1大会」。今後の開催も楽しみです。

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