南三陸ホテル観洋のチャペルに白いカバーがつけられた椅子がたくさん並べられ、椅子の上に写真パネルが展示されている写真展の様子の写真

朝晩冷え込むようになりました。もうダウンジャケットを出した、という人も多いようです。

南三陸町は美しい港町でした。その景色の多くが震災によって多大な被害を受けた今、現在は写真などで以前の姿を知ることができます。

こちらは南三陸ホテル観洋のチャペルにて開催中の「3.11以前 写真展」の様子です。

これらの写真は「東日本大震災復興応援写真集 3.11以前」に収録されているものです。南三陸をはじめ、震災前の東北の風景に会うことができます。入場自由。11月末まで開催されるとのことです。

窓際に設置された棚に、子どもが砂浜で遊んでいる写真とその説明書きが並んでいる写真
会場内の壁面に夜の灯篭流しの写真が展示されている様子の写真

以前の町の姿、東北の姿はWEB上でも見られます。例えばGoogleによる「未来へのキオク」プロジェクト。

パソコン画面に地図が表示され、海岸沿いに写真のアイコンが並んでいるウェブサイトの画面キャプチャの写真

このページでは震災以前に撮影されたストリートビュー画像が公開されています。町並みの様子からその暮らしぶりが伝わってくるようです。

パソコン画面に街並みのストリートビューが表示されているウェブサイトの画面キャプチャの写真

Yahoo!では、「東日本大震災 写真保存プロジェクト」に取り組んでいます。収蔵写真6万点余り、その3分の1が震災前のものです。史跡や駅舎など、失われたものの大きさを痛感させられます。

被災地の海岸に立つ石碑と背後に穏やかな波が打ち寄せている風景の写真が写っている、Yahoo!の東日本大震災 写真保存プロジェクトのウェブサイトの画面キャプチャの写真

町はこれからも姿を変えていきます。懐かしむためだけでなく、未来のまちづくりを考えるうえでもこれらの記憶は大切な手がかりとなることでしょう。

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