3年生の算数の授業をのぞくと,子供たち同士で,互いの考えを説明し合っています。聞く方も,自分の考えと比較しながら真剣です。さて,人はどんなとき,情報を記録するのでしょうか。ある研究では,読んだとき10%,聞いたとき20%,見たとき30%,見て聞いたとき50%,口に出していったとき70%,口に出しながら行動したとき90%の情報を記録することができると報告されています。このことから,子供たちが学習内容をしっかり覚え,学びを深める上で,口に出して説明するという行為は大変有効であることが分かります。本校では,授業の中で「説明する」「話し合う」という対話活動を,たくさん取り入れるようにしています。

1人の女子児童が座る席に、男女の児童2人と男性の教師が集まり、先生が指差しながら説明をしている授業風景の写真
3人の児童が1つの机を囲んで立ち、協力して課題に取り組んでいる様子の写真

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