国語科 朗読で表現しよう「大造じいさんとがん」 

 本日の5年生の国語科の学習は,椋鳩十の名作『大造じいさんとがん』でした。「ひきょうなやり方でやっつけたかあない」「また正々堂々と戦おうじゃないか」等の表現から,大造じいさんの生き方・ものの考え方について考えました。自分の考えを根拠を明確にして伝え合ったり,友達の発言をどう受け止めたかを話合ったり,様々なところにペア学習が取り入れられていましたが,教科書の文章に立ち返りながらそれぞれに読み取ったことを豊かに表現していました。

 

 

 

 ペアで伝えるために,頭の中の自分の考えを整理し,相手によく分かってもらえるように言葉を選びます。伝え合うことで,多様な解釈があり,根拠も1つではないことに気付きます。二人だから,それぞれが話し手となり,聞き手となり,自分たちが主役となって語ることができます。でも,こうして深めたことも,さらに全員で考えると,新たな見方に出会って,自分の中になかった読みを体得していくのですね。充実した読解の時間で,私も話し合いに混ざりたくなりました。