臨床研究とは
患者さんにご協力頂き、病気の原因の解明、病気の予防・診断・治療の改善、患者さんの生活の質の向上などのために行う医学系研究を指します。
また医学系研究には、医学に関する研究とともに、歯学、薬学、看護学、リハビリテーション学、予防医学、健康科学に関する研究が含まれます。
臨床研究の情報公開(オプトアウト)について
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
一方、臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。
なお、研究への協力を希望されない場合は、いつでも臨床研究への参加を拒否する機会が与えられています。またそのために診療上で不利益を被ることはありません。
当院で実施されている臨床研究
オプトアウトを行っている臨床研究は下記の通りです。研究への協力を希望されない場合は、下記表内に記載されている研究責任者までお知らせください。
| 研究課題名 | 研究責任者 | 実施期間 |
|---|---|---|
| 亜鉛と身体機能における検討 | 岡本 好司 | 2015年1月〜2027年10月 |
| 全身状態と血清亜鉛値の比較検討 | 関 由美加 | 2015年1〜2027年10月 |
| 嚥下機能と血清亜鉛値についての検討 | 関 由美加 | 2017年9月〜2018年8月30日 |
| 亜鉛製剤投与による摂食嚥下機能の改善についての検討 | 関 由美加 | 2017年9月〜2018年8月30日 |