中央に平仮名で「う」と書かれた赤いポストの形の着ぐるみキャラクターと黒い服を着た男性が、紙吹雪が舞う中で行進している様子の写真

 東日本大震災の津波によって町は壊され、そして多くの物は海に流出しました。歌津地区のコンビニエンスストア前にあった赤いポストも流出したものの1つでした。ポストは、震災から1年9カ月後、約2,400キロメートル離れた沖縄県西表島で発見。そのことをきっかけとして開催されることとなった歌津復興夏祭り。

 8月5日(日曜日)、歌津復興夏祭り2018が南三陸ハマーレ歌津特設会場で開催されました。

 ポストくんコンサートやスポーツめんこ大会「デングリー」、マドロス踊りやHop Kids Club 南三陸体操教室によるダンス披露などがありました。また、震災が縁となり関係が深まった沖縄県から喜舎場青年会によるエイサーの演舞が披露されると会場は大いに盛り上がりました。

 祭りを通じて、来場者・参加者が笑顔になり、そしてたくさんの元気をもらいました。

屋外で子どもたちと大人が笑顔で並び、手におもちゃや賞品を持って記念撮影している写真
小さな男の子が大人と一緒にすくい網を水槽に入れて金魚すくいをしている写真
野外ステージの上で浴衣姿の男の子がマイクを持って歌っている写真
赤いジャケットと帽子を身につけた女性が、ステージ上で両手を広げてパフォーマンスしている写真
観客がステージの様子をカメラの液晶画面に映し出し、撮影している写真
ステージで子どもたちがギターと三線で演奏を行っている写真
力士の大きなイラストが描かれた立て看板の後ろで、夕方のステージ演奏が行われている写真
雨が降る中、夜のイベントで和太鼓の演奏をする人たちが隊列を組んでエイサーを踊っている写真
夜空に色鮮やかな青色が混ざったピンクの大きな花火が打ち上がっている写真