新しく建てられた建物の前で、赤と白のリボンを手にした4人のスーツ姿の男性と女の子が横一列に並び、テープカットを行おうとしている写真

 1月31日水曜日、志津川保育所落成式が行われ、町長はじめ志津川保育所児童らが完成を祝いました。

 現在の保育所は、東日本大震災の津波により建物の一部が被害を受けました。被災箇所を修繕し、震災から3カ月後の平成23年6月に同場所で再開しましたが、土砂災害警戒区域の指定や建物の老朽化のため、中央団地内への移転建設となりました。

 新しい保育所は、木造平屋建てで光を多く取り込む造りとなっています。工事費は約3億4千万円で、そのうちの1億円をDFS GROUP LIMITED様から寄付していただいています。

 式では、児童たちが「素敵な保育所を作ってくれてありがとう」とお礼の言葉を述べ、感謝の歌を歌いました。新しい志津川保育所は、児童や地域の皆さんに、愛され、親しまれながらたくさんの思い出を刻んでいくことでしょう。

施設概要

  •  住所:宮城県本吉郡南三陸町志津川字新井田166番地1
  •  敷地面積:4,492.08平方メートル
  •  建物構造:木造平屋建
  •  延床面積:745.75平方メートル

工事費等

  •  設計業務:7,506,000円
  •  建設工事:341,150,400円
  •  監理業務:9,828,000円

工期

 平成29年3月17日~平成29年12月20日

関連画像

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