あさひ幼稚園仮設園舎落成式

7月28日(土曜日)午前11時から平成学園あさひ幼稚園仮設園舎落成式が行われました。
あさひ幼稚園は、東日本大震災の津波で全壊し、入谷地区の入大船沢公民館を借りて保育を行っていましたが、今回、公益財団法人日本ユニセフの支援活動により、志津川沼田地区内に新しい仮設園舎が建設されました。
落成式では、仮設園舎建設のために日本ユニセフ協会を通じて著書の印税やチャリティイベントの収益金を寄付したドイツ・ブンデスリーガー長谷部誠選手から、「子供たちが楽しく過ごせる場所ができてうれしく思います。幼稚園建設には1日も早い復興の思いが込められています。」とメッセージが紹介されました。
園児たちは、夏休み明けから新しい園舎舎での幼稚園生活がスタートします。
まちづくりに対する提案書

町内の中高生によるジュニア・リーダー「南三陸町ボランティアサークルぶらんこ」から、6月30日(土曜日)、「私たちが思い描く将来の南三陸町」として、人との交流が盛んになり、コミュニケーションがとりあえる、カフェつき公民館などの提案がありました。
NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンの支援をうけ、1月から半年の期間、実に11回ものワークショップを経て、町内の小中高校生からアンケートを収集するなどしてまとめられたもので、カフェつき図書館のほか、災害に強い安全な町づくりのため、避難体制・避難場所の充実なども提案されました。
田束山のつつじ

5月下旬に5万本の田束山のつつじが満開となりました。
田束山も震災の影響が残っていることから、つつじまつりは開催されませんでしたが、今年は近年稀に見るほど美しく鮮やかにつつじが咲き誇りました。
柔道指導

5月10日(木曜日)志津川中学校武道館で、南三陸警察署の署員による柔道スポーツ少年団への柔道指導が行われました。
東北に元気を…「歌おう!東北のど自慢」

撮影:平成24年2月11日(土曜日)
2月11日(土曜日)、ベイサイドアリーナを会場にNHK仙台放送局による、「歌おう!東北のど自慢」の収録が行われました。
この番組は、震災に負けずにがんばるみなさんの歌を通じて、出演者と視聴者のみなさん双方に元気とエールを送ることを目的に実施され、予選会には町内外から31組が出場し、審査の結果15組が本選へと進みました。
本番収録では、ゲストに歌手の前川清さんが登場し、個性豊かな出場者と楽しいトークを繰りひろげ、集まった観客とともに会場が笑いに包まれました。
第7回南三陸町ジュニア綱引大会

撮影:平成24年2月5日(日曜日)
2月5日(日曜日)、ベイサイドアリーナを会場に「第7回南三陸町ジュニア綱引大会」が開催され、町内の小学校から11チームが出場しました。
チーム編成は、女子3人以上を含む8人(4年生から6年生)で構成され、2ブロックに分かれた予選リーグを戦い、上位7チームが決勝トーナメントに進みました。
各チームとも実力伯仲の接戦を繰りひろげ、名小G(ギャラクシー)フェニックスが見事に栄冠を勝ち取りました。
試合結果
- 優勝 名小G(ギャラクシー)フェニックス(名足小学校)
- 準優勝 ジャイアントチーム(志津川小学校)
- 第3位 戸倉ペンギンズ(戸倉小学校)
- 敢闘賞 名小NTRドリームズ(名足小学校)
地域づくり総務大臣表彰大賞受賞

撮影:平成24年2月4日(土曜日)
2月4日(土曜日)、仙台国際センターにおいて「平成23年度地域づくり総務大臣表彰式」が行われ、全国各地から推薦された地域づくり団体及び個人(団体23、個人2)の中から南三陸町が見事に大賞を受賞しました。
式場で佐藤町長が、「この大賞は大震災で壊滅的な状況の中、南三陸町復興市、語り部ガイド、彩プロジェクト、南三陸キラキラ丼など、地域の元気を発信することで町民が一丸となり、町の復興に自主的に取り組む姿が評価された結果として受賞したものである」と述べ、「わたしたちの町では復興に向けた取り組みが他にもたくさんある。逆境の中で培った絆や郷土愛、そして地域力を誇りに、活力ある地域社会を構築したい」と復興に携わるすべての人に感謝の気持ちを表していました。
恒例の寒鱈まつり開催

撮影:平成24年1月29日(日曜日)
1月29日(日曜日)、恒例の寒鱈まつりが「寒鱈まつり復興市」として、ベイサイドアリーナ特設会場で開催されました。
会場には、町内外から新鮮な海産物や農産品などを販売するテントが立ち並び、復興大なべ大会や地域づくり総務大臣表彰大賞受賞記念として、もれなく寒鱈1本がプレゼントされる福まき大会などのイベントも充実し、大勢の人たちで賑わいました。
入谷地区新春講演会&ヴァイオリンコンサート

撮影:平成24年1月29日(日曜日)
1月29日(日曜日)、入谷小学校を会場に、すばらしい入谷をつくる協議会主催による「入谷地区新春講演会&ヴァイオリンコンサート」が開催されました。
この催しは、復興元年ともいうべき年に地域づくり再生のきっかけとして企画され、多方面で支援活動に取り組むGACKT事務所代表の佐藤雅延氏の協力で実現したもの。
佐藤雅延氏の記念講演の後、歌手のGACKTから励ましのビデオメッセージが届けられ、第2部では、世界各国で称賛を浴びるヴァイオリニストの石川綾子さんによる演奏会が行われ、会場は優雅な雰囲気に包まれました。
南三陸町成人式

撮影:平成24年1月8日(日曜日)
震災のため年明けに延期となっていた平成23年度南三陸町成人式が1月8日(日曜日)、ベイサイドアリーナ文化交流ホールで開催され、新成人240人の門出を祝いました。(出席は169人)
おすばで福興市に大勢の買い物客

撮影:平成23年12月29日(木曜日)
12月29日(木曜日)、ベイサイドアリーナのまわりに設けられた特設会場で、「志津川湾おすばで福興市」が開催されました。
南三陸町では、毎年12月29日に志津川魚市場を会場に「志津川湾おすばで祭り」を開催していましたが、今年は魚市場が被災したことなどから、会場を変えて開催することとなったものです。
おすばでサンバの曲が流れる会場は、年越し用品やお正月品のほか、地元でとれた新鮮な魚介類や農産物などを買い求める大勢の人たちで賑わいました。
今年は、忘れることのできない大変な年でしたが、どうか皆様におかれましては健やかな新年を迎えられますよう心からお祈りいたします。
(補足)「おすばで」とは、三陸沿岸では「酒の肴(さかな)・つまみ」を意味する言葉です。
サッカー日本代表の長谷部選手があさひ幼稚園に寄付金

撮影:平成23年12月21日(水曜日)
12月21日(水曜日)、サッカー日本代表のキャプテンを務める長谷部選手が南三陸町のあさひ幼稚園を訪れ、園児たちとサッカーなどでふれあいました。
この日訪れたのは、東日本大震災により建物が流失したあさひ幼稚園の仮設園舎建設のために寄付金を贈呈するためで、自分の著書の印税と静岡県で開催したチャリティーイベントの収益金9千5百万円を日本ユニセフ協会を通じてあさひ幼稚園に寄付されました。
長谷部選手は、「この寄付金は僕からの寄付金ではなく、僕の本を買ってくれた日本中の皆さんの思いがつまった寄付金です。被災地の人たちのために形になって良かったと思います。」と話しました。
また、あさひ幼稚園の小島園長は、「1時間ほどのふれあいでしたが、子どもたちにとっては一生の思い出になると思います。」と感謝の気持ちを話しました。
