このページをプリント

たたきうす(いりやはやしぎわ)
叩き臼(入谷林際)

叩き臼(入谷林際)

 入谷桵葉川の川中に転がっていたもので、三ヶ所の凹みが見えますが、ここに鉱石を置き、手にもった石などを打ち付けて叩いて潰した、いわゆる「叩き臼」と思われます。こうしたものが見られるということは、自然に母岩から分離した砂金や土金を採集する段階から、母岩中に含まれる目に見えないような大きさの山金(岩金)を、様々な技術を駆使して分離させ取り出してくる段階に移ったことを示しています。 【2004.09.01撮影】

前のページに戻る