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さわうちいたびぐん(いりやおおぶねざわ)
沢内板碑群(入谷大船沢)

沢内板碑群(入谷大船沢)

 入谷大船沢の奥、沢内地区に残る町内最大の板碑密集地です。なんらかの文字が読み取れるものだけで76基あり、周辺にはもっと多くの板碑が埋もれている可能性があります。紀年銘のあるものは12基で、応永10年(1403)から宝徳2年(1450)と、町内の他の地域と比べて新しめです。サイズも小さく、権力者が建てたというよりは、技術をもった人々が自らのために刻んだといった趣きで、金山衆の居住地だった可能性が指摘されています。【2004.08.10撮影】

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