避難所施設解錠についての新たな試み
避難所鍵管理システムを導入しました
南三陸町では、町内避難所施設の一部に、鍵管理システムを導入しました。
導入した避難所施設
- 志津川小学校体育館(南三陸町志津川字城場)
- 志津川中学校体育館(南三陸町志津川字助作)
- 歌津中学校体育館(南三陸町歌津字伊里前)
システム導入の目的など
このシステムは、東日本大震災における経験も踏まえ、津波警報が発表された場合など避難所への避難が必要となったときに、曜日や時間帯を問わず、また、従来のように鍵の管理者の到着を待たず、迅速に避難所施設が開放(利用)できるよう、導入したものです。
これにより、避難所を使用する非常時には、避難者の方々により避難所施設入口を解錠し、避難所を利用することが可能となりました。
施設入口解錠までの流れ
- 施設入口にある専用のボタンを押します。
- ボタンの隣にあるボックスが開くので、その中にある鍵を取り出します。
- 取り出した鍵で施設入口を解錠し、避難所施設に入ります。
ボタン・ボックスの設置状況の一例:避難所鍵管理システムについて.pdf [318KB pdfファイル]
防犯面での対応(警備会社との連携)
このシステムは、いたずら防止を含め、防犯上の観点から警備会社による警備と常に連携しています。
ボタンを押した時点で、フラッシュサイレンが作動(発光と警報音)するとともに、警備会社に自動で緊急通報がなされ、すぐに警備員がかけつける(津波による危険がある場合などを除く)ほか、状況に応じ警察その他関係機関への通報が行われます。
登録日: 2015年12月18日 /
更新日: 2016年2月29日