こちらは防災みなみさんりく広報です。

チリ地震津波の日にあたり、町長からのメッセージの後、

犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、1分間のサイレンを吹鳴します。

町民の皆様におかれましては、それぞれの場所で黙祷をお願いします。

 (ここから町長メッセージ) 

 町長の 佐藤 仁 です。

昭和35年5月24日のチリ地震津波から、62年という歳月が経過しました。

日本から遥か1万7千キロ、地球の真裏・南米チリの巨大地震により発生した大津波は、

一昼夜が経った早朝、ここ三陸海岸を襲いました。

この大津波により、本町では、41名の尊い命が失われ、

また、数多くの家屋に甚大な被害が生じました。

あの日から62年が経過した今、私たちは、先人の教えにも学び、

東日本大震災という新たな困難を乗り越え、安全で、安心して暮らせる町をつくり、

これを後世に受け継ぐため、着実に歩みを進めています。

ここに改めて、これまでの災害による大きな犠牲の上に得られた教訓を深く心に刻みながら、

62年前の今日、チリ地震津波により犠牲となられた御霊の安らかならんことをお祈りいたします。

(1分間サイレン吹鳴)